センチメンタルジャーニー

emiko
·

2022年9月17日(土曜日)

いつもは朝一で予約する美容院がこの日は夕方の予約だったので、 最近お友達に教えて貰った蟹ブックスさんへ行こうと決めていた。 この本屋さんの存在を教えて貰った時に「高円寺」「蟹」という キーワードに身体が反応した。 その後、場所を調べるために調べたら、お店のSNSが「蟹ブックスを開店します」 と投稿していたのが7月20日だったので、もうこれは行くしかないと思った。 蟹、高円寺、7月20日。 そう、私は7月20日・高円寺で生まれた蟹座なので。笑

最近、自分のホロスコープを見ることが増えて、 この2ヶ月くらい幼少期を過ごした思い出の街を思い出すことが 多かったのも背中を押してくれた。

蟹ブックスに行く前に、JR高円寺の駅から当時住んでいた アパートまで歩いてみた。 氷川神社を通り過ぎる。 氷川神社と言えば、阿波踊りの時に沢山の屋台で賑わっていた。 今は、映画の舞台になったとかで気象の神様として有名らしく、 意外と訪れている人が多かった。

そして、高円寺中央公園に足を踏み入れた時、 「あれ?こんなに小さかった?」 と思わず足を止めた。 私の中の記憶では、氷川神社側の入口には大きな木と水飲み場があって、 大きな木で「ぽこぺん」をやったり、水飲み場では水風船を沢山作った思い出。 砂場とブランコもあって、ブランコの後ろには小さい子が隠れられるような 植物が植えてあるスペースもあった気がする。 ブランコの横にはゴミ箱があって、小さい時なぜだか 両親に「お前は、中央公園のごみ箱に段ボールに入れて捨てられていた」と 言われたことがある。何か怒られるようなことをした時だったのかな? ちなみに、多摩川に捨てられていた説の時もあった。笑

私が小さい頃に住んでいたアパートは中庭があるという今思えばなかなか見かけないタイプの建物だった。中庭には、洗い場が何個もあり住民は大きな洗濯物はそこで洗っていたし、そこでちょっとした交流もあったと思う。 今思えば、アメリカのドラマによく出てくるアパートメントの洗濯場みたいな感じかな。随分、洒落たアパートだったな。 今は、もう建物は変わってしまっていたけど建物の名前は当時のまま残っていて、 なんだかとても感慨深かった。

それから、アパートの向かいのお家の駐車場には、フォルクスワーゲンの車が止まっていた。そのお家は私が住んでいた時から、ビートルに乗っていたので、 今もフォルクスワーゲンを所有していることが、なんだかちょっと嬉しかった。

コロナ禍で引きこもり率が高くなってから、以前よりも更に一人で外出するのが 怖く感じるようになっていたけど、ほんのちょっと勇気を出して出かけて良かったなぁ。