『罪と罰』

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この記事はひとり積読 Advent Calendar 2023の8日目の記事です。

罪と罰、ドストエフスキー著。誰もが(名前くらいは)知る作品ですね。

かつて同じドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』のあまりの面白さに衝撃を受け、翻訳者が異なるものも買って2周めを堪能したからには、『罪と罰』を上下巻セットで求めたのは必然だったと思います。

それからずっとうちに積まれています。

正確には、しおりの位置から上巻の第1章は読み切ったことがわかります。いつ買ったか正確には覚えていませんが、たぶん7年くらい経っていると思います。

面白くなかった、ということではたぶんなかったと思います。ただ、ここで思い出されるのは、『カラマーゾフの兄弟』を夢中で読みふけったのは青春18きっぷ(つまり普通列車)で東京から長崎まで帰る道の途上だったことです。(※もちろん途中泊あり)

かたや『罪と罰』には、そういう装置が用意されませんでした。日常生活の中で少しずつ読み、飽きてしまったのか、もっと読みたい本が出てきてしまったのか、中断し、そのままになっています。おそらく飽きたというよりは、もっと読みたい本が出てきたのでしょう。

たぶん、あと10年以内には読むんじゃないかなと思っています。