このような記事を書いたが、
「でもそれなら、できるエンジニアがいる場では常にできるエンジニアがリードするのが品質も最高になるし、短期成果も高まるし、それが一番いいってことになんねえ?」と内なる自分が言うので、もう一ターン続けたい。
まあ、それはそう。なので、「品質のツマミを常に最大にする」ことは非常に強力ではあるが、すべてを魔法のように解決するわけではない。
そこを補う考えは何か。
ちょっとかっこよく一言では言えないのだけれど、暫定的に3つほど上げられるかなと思う。
意図を持つこと
最前線に立つこと
こまやかにカバーすること
だ。
順に説明する。
意図を持つこと。「みんなが経験を積んだ方がいいので、なんとなく平等に機会を分け合う」とか、「学習を優先したいので、常にジュニアなエンジニアに機会を渡す」というのは、最悪ではないかもしれないが、最高とも言えない。もっとこまやかに意図を持った方がよい。次項の「最前線に立つこと」もその一つだ。
最前線に立つこと。いわゆるストレッチゾーンというやつだ。最前線は人によって異なる。なので、自分の最前線、周りの人の最前線を常に見定め続ける必要がある。そして、その人がギリギリできるかできないかのところに立つ機会をできるだけ増やす。安全圏から離れすぎてもよくない。ギリギリのところが、パフォーマンスが最大限になり、学習も最大限になるスイートスポットだ。
こまやかにカバーすること。みんなが意図を持って、最前線に立つようにすると、もちろん失敗も増えるだろう。そのとき、周囲がこまやかにカバーする。お互いに、投げっぱなしではダメだ。成果も、学習も、両方がないがしろになってしまう。逆に、成果も、学習も、両方を取る。そのために、最前線よりも後ろにいる者が、最前線に立つ者の様子に集中し、こまやかにカバーする。全員が最前線にいることは多くないはずだ。だから、もっとこまやかにカバーできるはずだ。
ぼんやりしてるんじゃないよ。(※他の誰かではなく、100%自分に対して言っています)