ミュージカル「テニスの王子様」青学vs立海
観てきました。フォロワーさんに誘っていただき貴重な一席を譲ってもらいました。ありがとうございます。
アニメテニプリを全国編まで観てたかな〜ってレベルの解像度で観に行ったら関東戦の途中までしか観てないことに観劇し初めで気づき、この試合どっちが勝つかわからない状態で見ることに。
最初の立海ミュージカルパート、その力強さ。選手全員がVの字に並んでライトで照らされた時「勝てない!」と直感で感じた。その後青学の選手が自分たちが勝つんだ!と歌っているのをみて立海の威圧感にやられてしまった自分の心の弱さを反省した。
私は勝負の舞台に立つ前から負けてしまうと思った、いや舞台にすら立ててなかった。けど彼らは初めから負けるつもりで勝負をしていなかった。全員勝つつもりで全力以上の力で勝負していたんだ。号泣。すごいよ…無意識下にあることさえ気づかせてくれるのか…しかもこんな序盤で…私には負け癖がついている。今までもいろんな場面で「負ける!」と感じていた。だからこそこの試合で青学がしたプレーは、私のプレッシャーを跳ね除けてくれた気がする。心の大事な部分に入れておこう。
あと全編通して越前リョーマくんがカッコ良かった。彼を見つめる私がどんどん13歳の中学生になっていって、バレンタインにチョコマフィンをあげるかどうか迷い始めた。恋愛的にじゃなく、一人の選手として戦う彼を応援したくってたまらない。
声の掠れも魂が乗りすぎて全てが良かった。彼らの居場所であるテニスの試合と、彼らの心の内をこんな詳らかに音楽に乗せ聞いてしまってもいいんだろうか?と心配になる程心の痛みや苦悩、それぞれのプレイスタイルを教えてもらえた。立海の魔術師さんのダブルスの時も負け確顔しちゃったもんな。マジックで惑わされている時「一体何が起こっているんだ…!?」って慄いてしまった。
ダンスも最高で踊り方が昔のショーパレードのステッキを振るダンスのようにラケットを持ってダンスしたり、回したり投げたりもう自由自在。この動きをするのも血の滲むような努力や苦悩があっただろにそれを微塵も感じさせない軽やかさでこなしていく姿が本当にかっこ良かった。すっごいな〜
真田くんが幸村くんに言った「テニスは待っている。」という言葉。
そうだテニスは待っていてくれているんだ。待ってくれてるんだったら私が行くしかない。と思わせる何か“力”があった。それをフォロワーさんに伝えたら実際テニスが待っていてくれる歌があるらしい。やっぱテニプリはすごいよ。心の隙間を生ませない。暖かい。むしろ熱いレベルでこっちを包んでくれる。
とりあえずフォロワーさんの管理下の元テニプリ漫画を読ませていただきます。
テニス!今いくよ!