短歌をはじめてから、フェミニスト的視線が鋭くなったと思う。
ここで「的視線」とか曖昧な書き方をしているのは自分の理解がとても浅いであろう自覚からくるものである。ややずるいとは思うが、申し訳ない。
夫が特別男尊女卑思想が強いとは思わないし、むしろ理解ある方だとは思うが、生まれながらにして男性で女性かその影でどのような扱いをされてきたかという歴史および現在進行形の出来事にはあまり想像が及ばないように思う。だから、つい語気を強めに「それは違うよ」ということを伝えると「そういうこと言うよね」と面倒臭そうに言うのであった。
これがいつか我らを決定的の分かつ何かにならないことを祈りたい。