ふせったーに書いた内容のお引越し。
CoCのシナリオ「VOID」のネタバレを含みます。
現在お通夜満喫中です
現在は「彼らの拠点」での一件を終えてスパローに帰還、絶賛お通夜満喫中です。
赤星さん、白瀬さん・・・。
PCPLともに傷心の中、不可思議/wonderboyさんの「Pellicule」の一節が刺さりました。
俺達の知る限り時間てやつは止まったり戻ったりはしない
ただ前に進むだけだ
だから今日は戻らない日々を思い出して笑おう
今日だけ、今日だけは思い出して笑おう
戻らない日々を勝手に思い出して(妄想して)みたのですが、余計に辛いです。
笑えません。
妄想を具体的に表現してくれる曲があったので、
引用する形で解釈を形に残そうと思います。
夜にしっぽり書き殴った結果、
一晩経って改めて読み直すとただの妄想クソデカ感情でした。
“ こういうのってあんまり格好良くはないけど、初めから俺達は格好良くなんてないしな ”
1人目 黒田さん
エリザベス - MOROHA
珍しく3人で撮った写真を、暁山さんと桔梗さんが持ってきてくれた。
本棚の隅にあるアルバムの中には、他にもたくさんの写真が残っている。
そのほとんどは、自分と赤星さんの2人の写真。
黒田さんは仏頂面の表情で数枚だけ。
当時はもう少し素直だったのか、嬉しそうにニコニコしている自分。
今と変わらず、面倒見の良さそうな笑顔を浮かべる赤星さん。
そんな写真を見返すと、カメラマンの姿を思い出すのだ。
いつもよりちょっとだけ優しい笑顔で、
片目を瞑って「ハイチーズ」と声をかける黒田さん。
家に帰ったら、
3人分の笑顔が詰まったアルバムを久しぶりに開こう。
「ハイチーズ」て言われて何故だか
「愛してる」って言われた気がした
「ハイチーズ」って言ったはずなのに
「愛してる」って言えた気がした
2人目 赤星さん
生きる - 不可思議/wonderboy (作詞・谷川俊太郎)
赤星さんの言葉が頭から離れない。
“ 人間に生まれていたら楽だったかな “
口を衝いたのは、
“ お人好しはどこに行っても損をするんだ “
という言葉だった。
「お人好し」という表現。
友好的で面倒見がよく、気配りができる人。
最後に自分は赤星さんを、「人」として認識し直していた。
「人間か機械か」が境界じゃないなら、
「人かどうか」の境界はなんだろう。
取り戻した思い出の中に、
不思議と残っている記憶がある。
小学校で朗読をさせられた記憶。
特別良いとも思わなかった。
教師に言われて教科書を読んだだけの記憶、ある詩の一節。
どれだけ考えても結論は出ない。
それでも、赤星さんは確かにあの時「生きていた」。
生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ
3・4人目 実父・実母
まだ何か、受け取れていない贈り物がありそうなので、
それを貰ってから思いを馳せることにします。
そう、これだけ大変な感情になっているというのに
VOIDはまだ終わっていないのである。
恐ろしいぜVOID。