さて、自身のゲーム史においていくつか外せないタイトルというものがある。
スーパーロボット大戦、モンスターハンター、ファイナルファンタジー14(以下FF14)。この辺りになりそうだ。
シリーズとしてではなく1タイトルでこの候補に上がるとは恐れ入る。
私は最初期、いわゆる根性版というものをプレイした事がある(根性版については各自で調べてもらおう)
MMO全盛期(中3〜高校生くらい?)にパソコンを持っていなかった私は特別な憧れを抱いていた。そんな中、FF14の発表を聞いた私は狂喜乱舞した。
当時のオンラインゲームは、時間=強さというくらい廃人育成ゲーム。サービス終了間近でも無ければ新規優遇などという甘えはほぼない修羅の道。そんな中ファイナルファンタジーというブランドでの新規タイトルの出現、同時に大学生になり学業の効率化にもパソコンが必要と感じた私は、重い腰を上げ遂にパソコン購入に踏み切る。
死ぬほどバイトして当時最高スペックのゲーミングPCを購入するも、ほどなくして絶望の底に沈むことになるのだが…
話は逸れるが、私はファイナルファンタジーというシリーズにそこまでの思い入れはない。いわゆるドラクエ派というやつであり、少なくとも私の周囲に「FFやべーぞ!」みたいな人もいなかった。
FF10を当時プレイした時は流石に感動したが、逆に言うとそれだけなのだ。それ以降FFは面白いんだなーっとなり、過去作をプレイしていった。そのためグラフィックや演出等どれをとっても「当時でこれは凄かったんだなー」以上の感情は生まれなかったのだ。閑話休題
さて、パソコン取得と同時期にFF13が発売となった。私はそこまで興味をそそられなかったのだが、FF14のアイテムコードが初回特典として付いてきたので発売日に迷わず購入。すぐに後悔することになる。
脳裏に不安が過るも13と14は別だ!と自分に必死に言い聞かせ、サービス初日を遂に迎えた!!
そして、ゲーム起動…
なんだ!このゲームは!!!
最高スペックなのに、動作が重くてあげくの果てにパソコンがクラッシュし、グラフィックボードが短い生涯を終えた瞬間である。
これが私とFF14の出会いと別れ。
再開はその後「新生」の時となるのだった。
続く。