ファイナルファンタジーというゲーム②

ermeshia
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前回記述の一件により、ファイナルファンタジーというブランドに不信感を抱いた。

グラボに関しては単なる初期不良なのだが、タイミング的にFF14へのヘイト増に貢献せざるをえないのだ。

そんなこともありつつ時は流れ、気づけば大学生活も後半になったある日、声をかけられる。

「あのさぁ、FF14って知ってる?」

ええ、知ってますとも。悪い思い出しかないけれどな。

「最近始めたんだけど結構面白くてさ。よかったら一緒にやらない?」

面白い?FF14が?何を言っている?

とりあえず、その場はお茶を濁しすぐに調べてみた。

その時に知った。私がやろうとした時期が根性版と呼ばれ黒歴史化していること。紆余曲折あり「新生」とよばれる今はそれなりの評価を得ていることを…

気づけばパソコンにインストールして夢中でプレイ。学内でも人が人を呼び、気づけば私を入れて総勢10名以上のコミュニティが出来上がっていた。

全員ストーリーを終わらせゲーム内でやることを探す。ある者はレベリング、ある者はギル稼ぎ、そんな中、私は当時最難関のエンドコンテンツ:大迷宮バハムートに興味が向いていた。

それが、崩壊のキッカケになることにこの時はまだ知る由もない…

さて、私はコミュニティ内で他に興味がある人を探し出した。以外にもあっさりと8名揃う事になり、この時は嬉しかったのだ。

ちなみにこのメンバー、私も含め就活・必要単位もすでにとり、全ての時間を趣味に没頭する選ばれし民達だった。

そして、遂に始まるバハムート攻略の旅。この時は全員「まぁ、適当にしてもクリアできるっしょ」と思っていた。

結果:1週間使っても1層すら突破出来ない、地獄。

当たり前である。コンテンツに対する予習・復習はまったくしない。それどころか自キャラの使える技も把握しきれていない。そもそも覚えてない技もあるときた。

現在であれば、実装当日に攻略動画や配信が溢れているが、当時そんな文化はまだ少なかったとはいえ、余りにもひど過ぎる始末。

そして、浮かび上がる温度差。

そう、この寄せ集めのメンバー。とりあえず友人とプレイ出来ればいいや思考のエンジョイ勢。やるからには、全力でクリア目指すぞのガチ勢が混同していたのだ。

その考え方は水と油。決して交わる事は無い。かといってどちらかに変化を促すのも難しい。

つまり、答えは一つ……

こうして、私の「新生FF14」は2度目の終わりを迎えたのだった。

以上。