好奇心ドリブンで生きるために必要なこと

erukiti
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僕はわりと好奇心、とりわけ知的好奇心に忠実な生き方をしている。

その上で大切な事として、基本的には世の中の流れというものからは一歩引いている。世の中の流れに沿って生きると、自分の好奇心を刺激しないものばかりに満たされてしまうからだ。

たとえばテレビを見なくなってから15年以上は経つ。2008年から一人暮らしを始めたのでそこからなのだ。厳密にいうとアニメはネット配信で見ているし、Torneを使っていた頃はテレビではアニメだけ見ていたが、当時もバラエティやニュース番組を見てないことには変わりは無い。

Twitter/Xなんかも、いわゆるホーム画面をほとんど見ない。電車乗ってるときとかの極めて限定的な時間(そもそも、距離が遠すぎるときと雨など、特定のシナリオでしか電車に乗らない)にしかスマホを見ないのだ。いつもはPC上で横幅を最小限にしているので、オススメ一覧すら表示されない。

では、Twitter/Xで何を見ているのか?というと、ひたすらAI関連を集めたリストだ。俗に言われる驚き屋よりは研究者や開発者を中心に見ている。まぁそういう意味ではAIに関してだけは流行を追いかけていると言える。

YouTubeもほとんど見ていない。たぶん年間視聴時間は10時間を下回るのではないか?

こんな生活を15年以上しているため、世の中の事件・ニュース・ゴシップ・芸能・スポーツみたいな話題からはほとんど切り離されている。たぶんこれくらいの時間が経過すると、テレビを見たとして、出演者の大半を知らない、くらいまで入れ替わっている可能性もありそうだ。

職場や趣味のコミュニティも、基本的にはAIや開発や事業や趣味みたいな楽しい話題がメインなので、ゴシップ会話で繋ぐ必要性もない。素晴らしい。

では、世の中の慣れと完全に切り離されているか?というともちろんそういうわけではない。別のコミュニティ、SlackやDiscordもあれば、Twitter/Xでもときどきオススメ一覧を見る瞬間もあるし、会話で何かしらを仕入れることもある。

受動的な情報を絞ってるぶん、何か情報を仕入れるのは能動的なことが多い。わざわざ嫌な事を能動的に仕入れるわけでもないので、好奇心に沿った内容か、必要に駆られたものだけを能動的に調べることになるのだ。

現代においては、どれだけ受動的な情報量を減らすか?が、好奇心に沿った生き方をするためには大切だ。

@erukiti
AIえんじにゃー