ここでは、好きなものを好きなように書くというコンセプトでやってます。
でも、ひと月前にとても悲しい別れがあったので、こうして文字にするまで時間がかかりました。
本当は、もっと時間をかけたほうがいいのかもしれない。
でも、素直に自分の大好きな存在を、しずインで見てもらいたいなと思ったので、こうして書いてます。
我が家の愛犬・はちみつのはなし


はちみつはっちこと、はっちゃんは2008年の7月に我が家にやってきました。
保護犬の里親募集で申し込み、やってきたのです。生後約3ヶ月。おすわりもちょっと下手っぴで、ソファにもうまく登れないおちびちゃんでした。
お迎えした当日の夜、慣れない場所だったのか一晩中キュン鳴きしていましたが、二日目にはヘソ天で寝るような、ちょっと神経の図太い子でもありました。

最初は垂れ耳で鼻周りが黒かったはっちゃん

でも、だんだん大きくなると耳も立っておにゃの子だけどりりしい顔に



散歩が大好きで、2時間好きなように走り回っても、ぜんぜん元気で。
いたずらしては怒られました。


家族のことも大好きだったはっちゃん





……おねえちゃんは、力なくてよく散歩〝させられて〟いたのも、いい思い出。

雪の日も、元気に散歩に行くような子でした。
たくさん食べて、たくさん遊んで、毎日家族にプライスレスな笑顔をくれたはっちゃん。





でも、最後の1年くらいで急に足腰が弱くなっていき、散歩もゆっくりペースになっていきました。

顔も白くなっていきました。

アトリウム内の散歩も増えました。

でも、ゆっくり散歩でも笑顔を見せてました。
去年の11月半ばに一時危篤状態になり、それでも持ち直して食欲も戻ってきたはっちゃん。でも、足腰は弱る一方で、支えがないと立てなかったし、ちょっと歩いてもヘタるようになりました。





カートのお世話になったけど、外が好きなのか連れて行くと穏やかな表情で周りを見ることが多かったです(位置が悪いと文句言う事も多かったけど)。

最後の1ヶ月。
食が段々と細くなって、急に痩せていって、体重は元気だった頃の半分まで落ちていきました。
最期まで、おそらく家族の「ずっと一緒にいたい」という気持ちに応えるためだけに、頑張っていたと思います。
ありがとう、はっち。本当に大好きだよ。
今は、虹の橋で先に逝っているじいちゃんに会えたかな。他の散歩仲間とも会えたかな。そして、思いきり走ってるよね。走るの、大好きだったもんね。


ここでは紹介しきれないくらい、写真や動画がたくさんたくさん残っています。
最後の1ヶ月の介護生活が壮絶すぎて、別れが本当に辛すぎたんだけど、写真や動画に映るはっちゃんは、本当に楽しそうで、可愛くて、いっぱいの「大好き」をその表情で、態度で、家族へ与えてくれたんだなと、今はしみじみと考えています。
その生き生きとした記録を残したくて、こうしてしずインを書いてみました。
可愛いでしょ、うちのはっちゃん。大好きです。
うちのはっちゃんの16年の記録は、ブログ「はっちのつれづれ」にあります。
※ほとんどTwitterログですけど、カテゴリの「多摩川」とか「日常」はわりとふつーにブログしてます。