SARASAへのうざい愛を語る。2024

葛木えりゅ
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2024年。あけました。

今年最初の「好きなこと」を語るのは、前にも別で語りたいといっていたZEBRAのボールペンSARASAについて。

※一部とあるのは、持ち歩いてるのが2本、壊したのが10数本あるため。

かれこれ、20年近く使用している。別記事でも書いたが、私は筆記用具を寝かせて書く癖があり、普通のボールペンとの相性は最悪。寝かせるので、まだインクがあるのにペン先がかすれて、インクが詰まる。でも、0.7とか1.0のような太い線のボールペンはイヤだ。細い線で書きたい。そんなときに出会ったのがSARASAだった。

なめらかなジェルインク。はっきりとしたインクフロー。それなのに、細い線で字を書ける。その名のとおりさらさら書けるSARASAに感動して、ずっと使用しているが、気がついたら画像の通りすごいことになってしまい……いや、自分の手に持てるのはたった一本だというのに、こんなに集めて何すんだよ、店でも開くの? しかも、替芯まで大量に……。

まあ、せっかくなので(なにが?)うざい愛を健気に受け止める私のSARASAをご紹介する

まず、コレ。SARASAの中でも、ちょっとお高めなSARASAGrande。お高いといっても、1000円ほどで購入できる。画像のは一部のSARASAファンから圧倒的に支持されているビンテージカラーシリーズで、カシスブラックとブラウンブラックだ。その斜め横に写っているのが、普通のSARASAのビンテージカラー。ビンテージカラーは、ブラックを基調とした様々な色があり、私のお気に入りはブルーグレーとセピアブラックだ。普通のカラーよりも落ち着いたインクの色が気に入っている。SARASAGrandeは、リフィルは普通のSARASAを使用できるし、重量感があるけど安っぽさがないところが気に入っている。写ってはいないが、あと1本普段使いのブルーブラックのGrandeも所持している。

次はコレ。限定販売のSARASA Rougelだ。キャップの付いたSARASAで、ルージュのように持ち歩くSARASAというキャッチフレーズに惹かれて購入した。軸が丸ではなく角形で、転がらない。クラシックなデザインが気に入っている。

次は、SARASAマルチ。4色ボールペン+シャープペンシルの5本組。これは、手帳用として数年使用してボロボロである。リフィルが細いから、わりとインク切れが早いのと、私の好きな0.3の書味がガリガリするのが難点。だが、普通のSARASAも0.3はガリガリするので、私は0.4を主に利用している。

最後に紹介するのは、最近発売されたSARASANanoである。これは、従来のSARASA0.3特有のガリガリ感を軸にクッションを入れることにより解消し、本来のSARASAらしい滑らかさを編み出した画期的なSARASAだ。本当にガリガリ感ナッシング。なめらかに細い線が書ける。しかも、普通のSARASAのリフィルが利用できるのもデカい。最近は、Nano限定で、魅惑の0.38芯もでてきた。財布の紐がゆるゆるになりそうだ。写真に写ってはいないが、手帳用にブルーブラックを持ち歩いている。マス目の小さいほぼ日手帳にも、細かく書けるし、しかも書き心地さらさらで快適だ。Grandeも高級感あっていいが、書き心地はNanoがトップクラスだ。

SARASAは、どのノートにも馴染みが良いが、一部のノートはにじみを感じる。それは、芯が太くなればなるほど顕著だ。私は細い芯が好みなので気にならないが、0.5以上を購入する場合は、ご注意を。

SARASAは、さっき紹介したものの他にも、インクの乾きが早いSARASAドライがある。だが、リフィルを購入して使用したことがあるが、普通のSARASAよりも薄い紙のノートへの滲みや裏写りが多い。特に、ロイヒトトゥルムのようなザラつきのある海外の手帳との相性が良くないようだ。

あ、最初の画像にあったよね。箱で買っちまったんだよなぁ……SARASAドライのリフィル。※当然使ってます。

@eryu_k
一次創作BL字書き。ここでは好きなことを好きなように書くつもり。 自サイト「えりゅの本屋」:plus.fm-p.jp/u/eryusbookshop