人生初の竹灯籠作り

Estelle
·

先日の玉造でのもう一つの目的のこと。

竹灯籠を作るワークショップに勤しんだ。


「疲れるー!」「大変ー!」「暑い〜!」

ドリルは案外重くて、

綺麗に光を通す作品を彫ろうとすると穴が多くて、

そして建物内が温泉の地熱の影響か、足元が熱くて、

楽しく文句を漏らす息子は一生ドリルを離さず、パパの分の竹も延々とデザイン通り穴を開け続ける。

「楽しい?」と聞くと、「大変!」と答える。

だが君。

愚痴ってるフリをしてるけど、行動が楽しいって言ってますがな。


パパは自分の灯籠の穴あけをほとんど息子にやられてしまい、

母も初めてのドリル穴あけを楽しんでいたら、締めの穴あけをさせてくれとキラキラした目でうったえてくる息子にとられてしまう。

男の子だもんね。

工具やら野生的な工作作業やらがわくわくするらしい。


完成したものを持ち帰り、

暗い部屋で中にキャンドルを炊いた灯籠がこちら。

ピカチュウは勿論ポケモンエージな息子のもの。

夫はイベントの主催者さんたちが用意してくださってたデザインを好みで組み合わせ。

とにかく和風を貫きたかった私はとんぼに鞠を紙に書いて、自分でデザインしたものを作らせてもらった。

新居の和室に行燈なんぞ置きたいと柄にもなく思っていた矢先に、

思いもかけず素敵な和の照明を作れる機会に出会えていい経験をした。

初夏にまた竹灯籠のイベントを行われるということで、また参加したいと思う。


写真こそ撮り忘れたが、温泉街の一角に所狭しと並べられた大中小様々な竹灯籠たちはものすごく綺麗だった。



既に準備されているデザインを選んだ竹に貼りつけ、それをガイドに穴を開けて灯籠を作っていくことから、

好きなデザインを絵に描いて完全に自分好みの灯籠を作るまで、

自由に対応しながら、

太さや節が一つと同じではない自然のものに直に手で触れながらDIY的なが体験ができる、

とても有益で楽しいイベントだった。

大谷地区森の家プロジェクト様

楽しいイベントをありがとうございました。

@estelle
転勤族妻の山陰探検記