春の到来前の宍道湖

Estelle
·

少し遡る。

まだ暖かくなる前のある日、用事のあと子どもと一緒に宍道湖沿いに行った。

魚がいるかなー

と言いながら言ったが、簡単には見れなかった。

ふと写真を撮っただけなんだが、

昼の宍道湖は夕方の宍道湖とまた違った雰囲気でよく覚えている。

夕陽にばかり心を惹かれてる私だが、

宍道湖は思ったよりもいろいろな顔を見せそうで、

どこから見るかによっても景色が変わりそうで、

これから通いがいのある場所だなと思った。


人間の性かもしれないが、

私はかなりの飽き性で、新しいものがないとなんか心が退屈する。

退屈の対処法は人それぞれで、

次々と新しい体験を探したり、新しい本を読んだり、

新しいお店を探したり、新しくものを作ったり、

いろいろあると思う。

私は飽き性の癖に、新しいものを生活に取り込むとすぐに手に負えなくなる。

その点ころころ変わる景色はいい。

今日の景色は昨日の景色と違って、明日の景色とも違って、飽きが来ない。

ただ観察する目さえあればいい。

お金もかからないし、生活に負荷がかかるわけでもない。

そんな私には日々違う顔を見せる自然はぴったりだ。

@estelle
転勤族妻の山陰探検記