そろそろバスケシーズンも終わりということらしく、
とりあえず一度はスサノオマジック(通称スサマジ)の試合を見たいということで、
家族で試合を見に行くことになった。
ありがたいことに座席数が残り少ない中、お安い立ち見席はまだ余っていたので、そちらで観戦した。
スサマジについては、
松江に住む前、当時隠岐に住んでいた頃から、
夕方18時10分からのNHKしまねっとを見てると何度も取り上げられるので、
それなりに島根(本土)では盛り上がっているようだという知識はあった。
それも、バンダイナムコがつくようになってから、演出に力も入って、エンタメ性の高い試合をやっているという前知識はあった。
あったのたが、それでも初見の印象は、まあ派手に盛り上がってるなという印象だった。
MC主体の試合の盛り上げも激しかったし、総合体育館に鳴り響く音はうるさいぐらいだった。
でも次第に慣れてくると、スリーポインターが入れば喜ぶし、ブザービーターのドラマ感にもわくわくした。
子供の習い事を調べた時にバスケが多い印象があったのだが、それも頷けた。
観客を観察したが、老若男女入っている印象で、こういった試合を目の当たりにした子供はバスケをしたがるのが簡単に想像できた。
野球チームのある地域で暮らした経験が長い身としては、やはり地域のスポーツ熱としては野球が印象的なのだが、
野球チームがないとはいえこんな風に盛り上がるスポーツチームが一つあるだけで、
その地域の祭りとなって近隣がチームカラーに染められて、
皆で試合に一喜一憂出来て、
ものすごいエネルギーを持つチームだと思った。
私は父の仕事の関係で某バスケ大国に生まれておきながら、
実はバスケに興味が薄く、あまり詳しくもない。
試合は楽しめたが、恐らく最大限に楽しめてはいないだろう。
それでもあのエネルギーを浴びにまた行きたいと思うような、
とても楽しいゲームだった。
これから詳しくならなければ勿体ないと思わせる力のある空間だった。