四月初めの土曜日のこと。
初めて玉造に行った。
駅から玉造温泉街までは歩いて20分ほど。
遠いと思うかもしれないが、桜並木が続くほとんど固められていない土手沿いを歩いていくのは、
日本の原風景に立ち返る機会を与えられた様で、春の小旅行にはもってこいだった。
小学生の息子はクレープを喰らい、
キッズ夏祭りで射的をやり、釣りをやり、ピンボール的なものをやり…
電車で行ったので一本逃すとおおごと。
急ぎ足で帰る途中でもアイスクリームを喰らい。
お前、いろいろやったな、
もう気は済んだかえ?
いや待てよ、
いろいろやるのを許可したのは、
夜桜とお祭り気分にあてられて気分が高揚してた私か。
夜の玉造温泉街は昼と異なり、これまた良かった。
つい先日読んだ川端康成の私の中の伊豆の光景と勝手に少し重ねたりした。
夏にはお祭りは通常開催されるということ。
常時夏祭りなんて、子供にとってはなんて天国なんでしょう。
夏の再度玉造訪問が決定した、初玉造訪問でした。