鳥の餌みたいなごはん

𝓔𝓽𝓽𝓪
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公開:2024/7/28

力士は朝食抜きで稽古し、昼近くに最初の食事をとる。1日2度のドカ食い & 食ったら寝る。これが相撲部屋の「太るための」伝統的な食事法なのだそう。

昔どこかでこの話を耳にしてからというもの、一日三食きちんと決まった時間に食事をしないとお相撲さんボディーになっちゃう……と頑なに信じ続けている私。

昼食・夕食はともかく、朝しっかり食べる、というのはなかなか難しいタスクだ。

 香港時代は茶餐廳(香港式喫茶店)でサンドイッチや湯麺の朝食セットを食べてから出勤していた。子どもができ英国に移住してきてからは、なかなか朝から座ってゆっくりする時間が取れず、トーストと紅茶 or 前日の残りごはんで作ったおにぎりと味噌玉にお湯を注いで作った簡易ミソスープなどでちゃちゃっと済ますようになってしまった。

忙しいならシリアルのほうが簡単なのに。そう、そうなのだ。でも朝から冷たいものを食べる習慣が無い日本という国に生まれ育った私には、この鳥の餌のようなボソボソしたものに冷たいミルクをかけて食べる西洋人の習慣に、どうしても抵抗がある。

この間泊まりに来たヴィーガンの友人Mが、ミューズリー、グラノーラ、シーズミックスにいろんなナッツやスパイスを混ぜてオリジナルシリアルを作っているのを見て、夏の間ならこういうのもいいかもしれないと思い、試しに鳥の餌を食べる人になってみた。

シリアル(グラノーラ、ウィータビックス、ミューズリー)が入ったボウル。いちご、ブルーベリー、バナナ、梨、ネクタリン、デーツなど、6日間毎日違うトッピングにしてみました。  Six bowls of cereal (granola, Weetabix, and muesli) topped with various fruits, including strawberries, blueberrie

ヨーグルト、ダークチョコレートを刻んだもの、デーツ、フレッシュフルーツなど、トッピングを変えると飽きないものなのだな。

腹もちがいいので間食するためにデスクを離れることもなくなり、午前中の仕事が捗るようになった(気がする)。

もう少し続けてみよう。

@ettanity
時計は叫ぶ、今朝は行けと