Amazon 不要論

𝓔𝓽𝓽𝓪
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今年のクリスマス、そしてこれからは、電子書籍と家族が登録している配信サービス以外は、Amazonを使わないことにした。

個人経営のオンラインショップだっていっぱいあるし、地元のアーティストが作ったワン & オンリーなギフトのほうが何百倍も素敵だ。

地元のお店にもっとがんばってほしい。買う人の喜ぶ顔を見るために、ものづくりやサービスを提供している人たちを応援したい。

近所のギフトショップの、黄色いペンキで塗られた窓枠。窓に、「個人経営のショップで買い物をしましょう。ここでお金を使うことが、あなたの意思表示になります。」と書かれた額入りのサインボード。 An independent gift shop with bright yellow window frames in the neighbourhood. A framed, colourful sign o

北イングランドの私が暮らすこの街、そして日本の生まれ育った都市でも、地元の人に愛されてきたお店が相次いで閉店に追い込まれている。どこに行っても目抜き通りには似たようなチェーン店が並んでいて、つまらない。

カフェ、ベイカリー、書店、映画館。私はインディペンデントビジネスをサポートしたいと思う。そのほうが美味しい / 楽しい発見がたくさんあり、お金を使った分だけちゃんとそれに見合うサービスや物が返ってくる。マニュアル通りのサービスや、プラスチックに包まれた面白みのない商品からは、得られないものがある。

そしてAmazonには特に、物流効率化という名のもとで行われる過剰な従業員の監視システム、模倣品が売られていても放ったらかし、インフラごと支配する囲い込み商法などといった、多くの問題がある。私も便利だから使ってきたけれど、そろそろこの依存サイクルから抜け出したい。

企業権力の上で胡座をかいている「億万長者クラブの会員」たちは社会にその富を還元する気持ちは微塵もないようなので、私はがんばる人たちを応援することに決めたのだ。


【本日のBGM】

雪の後の冷たい雨。来たよ、イギリスの暗くてウェットな冬が。こんな日には、ジョー・ウェブのピアノで気分をアゲアゲにしていくのだ!

@ettanity
時計は叫ぶ、今朝は行けと