この国の柳の下に幽霊はいない

𝓔𝓽𝓽𝓪
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公開:2026/3/31

気温自体はそれほど低くはないのに、強風のせいで体感温度が下がってしまいます。ぽかぽか陽気の春らしい日は、イースター明けまでお預けになりそうです。

北イングランドの私が住む地域の週間予報。気温は10〜13℃。曇り、または雨の日が続くようです。

きのうは朝からずっと雨が降ったり止んだり。ぱっとしないお天気でしたが、気分転換にと、車で20分ほどの場所にある小さな町に行ってきました。

空も道も雨で暗く湿っていて、目に入るすべてのものがグレー。その中で、シダレヤナギの限りなくイエローに近いグリーンの若葉だけが輝いて見えました。

日本ではおどろおどろしい幽霊を連想させる枝垂れ柳ですが、そよ風に揺れるエレガントなその姿は、英国では春〜初夏のゆったりとした昼下がりのイメージがあるように思います。

とはいえ枝垂れ柳は Mourning ring(亡くなった方を悼み遺族が身につける指輪)のモチーフになることもあるくらいですから、シンボリックな意味では日本と同様あの世との繋がりもあるのですが、私にとってこの国の柳は春の訪れを感じさせてくれるハッピーな木なんです。

ウィリアム・モリスのパターンの中でも一番好きなのは、ウィローボウ

石橋がかかる川辺に揺れるイエロウグリーンの枝垂れ柳。

川辺には渡ることを忘れた渡り鳥こと、カナダグースさんたちがたくさんいました。

体の大きいカナダグース。羽はブラウン、顔から首はブラック。

ここ2週間ずっと掛かり切りだったプロジェクトが、やっと一段落ついたところ。

大好きなメゾンの仕事だから最初は楽しみながらやっていたのだけど、情報の裏どりやら表記チェックやらで翻訳以外の作業が多すぎて思い通りに進まず……。夜中まで働く日が何日も続きました。やっと納品した次の日は、燃え尽きて丸一日何もできない状態でした。

週末になっても疲労は回復せず、お料理もお掃除も夫まかせ。土曜のディナーは鰯のグリルを作ってくれました。

イースター休暇まで、ぼちぼちマイペースで次の仕事を進めます。

相変わらずメンタルが脆く、しんどいもの(SNSなど)からは少し距離を置くことでなんとか日々のタスクをこなしています。皆さまもご自愛ください。◼️

@ettanity
時計は叫ぶ、今朝は行けと