↑これはうちのスタジオ
英雄の物語は語り継がれ
『空の果てで神竜の背に乗って終焉を謳う者を討伐した』だなんて、伝説みたいな話を聞かされた子どもたちはどんな姿を想像するのだろうか
その神竜は英雄の友人…?だとか、もう訳のわからない話
エヴァンは本を読むのが好きだから、もしも紀行録を残すとして、それを自分で書くのだとしたら、わざと訳のわからないような言い回しにしたり、あえて読む人の想像を巡らせるような文章を書きそうで良い
紀行録を読んでる子や英雄の話をしている人の近くにわざと座って、『君たちはこの英雄のことをどう思う?』とか聞きに行って、いろんな意見を聞いてるのもなんか好きなんだよね
そこで例えば救える命はもっとあったかも!とかそういった少しネガティブな話が出た時、一度目を閉じて深呼吸したり一杯お酒飲んだりして、興味の赴くままにその話を深掘りしちゃうような好奇心も持ってる
この一呼吸のくだりは、喧嘩になったり言葉を荒げるようなことを絶対にしないと心に決めてる時間
兄の大嫌いなところ、目的のためなら手段を選ばず、時に暴力を振るったりして服従させようとするような、そういう血を自分も引いてるってわかってて、絶対にしないと誓ってる時間
そして話を聞き終えたあとは宿屋か自宅に戻りながら、途中で静かな湖畔の水音や森の揺れる葉音など聞いて、自分の行いについてとか、これまでのことを振り返ったりしてる
寝る前に自分の趣味の紅茶をゆっくり淹れて、誰しもが、歩む道に正しい道などないのだということを心に刻む。
眠れるまで月明かりを眺めて、でも考えに沈みすぎて寝れなくて、またまた本を読み出して…結局うっかり寝落ちするのが彼の日常
ベッドで最初からしっかり寝るのは怪我をしたときくらいなのでは