草津

日々
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東京に戻ってしまったことが悲しいわけでも、すぐさま草津に帰りたいわけでもない。

ただ、東京にいながら心に湯畑の湯気を思い浮かべると、そこにいたときのように心が安まる。

家族と一緒にのんびり観光したこと、おいしい食べ物のこと、素敵なミルクティーのこと、温泉図書館のことが浮かんで、心がぽかぽかする。

日常からの逃避願望を引き起こさず、日常と共生できる旅行の思い出は初めてで、なんだか不思議な感じがする。