今まで音楽を聴いてきて、歌詞を見たりちゃんと意味を考察したりすることはなかった。
なぜなら、歌詞はだれがそれを歌うで意味が変わってくるから。
その意味で、今まで聴いてきたアーティストはその人たちの人となりやバックボーンについて理解していなかったし、アーティストはメディアの露出が少ないのでちゃんと調べない限り知ることはできない人が多い。
知らないからこそそこに込められた想いや意味を感じ取ることはできない。
ただの言葉の羅列でしかなかった。
推しの芸人がガチで音楽を始めた。
音楽の世界が変わった。
よく知らない人が考えたペラペラの言葉にメロディーが載っていた音楽から、その人の背景や考え、想いが詰まった「詩」にメロディーが載った「音楽」に。
生涯彼の人生に陶酔しながら、彼の発する言葉一つひとつを噛み締めて音楽を聴く、幸せな日々がこれから訪れる。