今日のこと(2024-02-27)

ffi
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梅田の丸ビルのあたりの地下にDAISOの大規模店ができた。DAISOと、その上位ブランドである「Standard Products」と「THREEPPY」の合計3ブランドが並んで出店している。

Standard Productsで食器を眺める。DAISOの仲間だと思うとどことなく安っぽく見える気がするのに、DAISOとは何も関係ない店だと思って見てみると悪くないなと思えてくる。「これは買ってもいいかもしれない」と思えた食器があった。500円。

ほかにも眺めてから再検討しようと思って店内を歩くと、数メートル先にDAISOの食器売り場がある。先程の売り場は照明も穏やかで全体的に高級感を装ったレイアウトだったが、DAISOは「ザ・100均」を体現した売り場だ。「いいかもしれない」と思った食器がさっきと同じ値段で置かれていた。その隣にはいかにも安っぽく感じるさらに安い食器もたくさん並んでいる。途端に500円の食器がみすぼらしく感じる。何も買わずに店を出る。

ものの価値を冷静に判断することなんて、簡単にはできないのだ。情報を食べるのはなにもラーメンだけではない。

@ffi
コーヒー、生活、インターネット