名前に使われる漢字を電話口でどう説明するか、という話を読んだ。
読みながら、ああ〜、わたしの永遠のテーマのやつだよーと思っていたらまさに「亮」が出てきたのでびっくりした。わたしの名前である。
「なべぶたに、くち」といっても「なべぶた」が伝わりにくい。「高い低いの高いみたいな字」はよく使っていたがピンとこないこともある。12年くらい前までは「柔道のやわらちゃんの名前」で伝わる場合もあった。ロンドンブーツ1号2号とか加瀬亮とか鈴木亮平とか、いないわけではないのだが、確実に誰でも思い出せるレベルの知名度ではない。
さいきんは電話口で伝える機会そのものがないけれど、相手がパソコンに向かっているはずという前提のもと「漢字変換すると、2番目くらいに出てくると思うんですけど、そのなんか説明しにくい字です」などと言う。
いつか間違って超がつくほどの有名人になり、全国何万人の亮をもつ人たちの指針になれないものかと思わないでもないでもない。