去年から明確に始めたことで、これはよい変化だったなと思っていることがある。
それは、「ゴミの日には必ずゴミを出す」ことと、「ゴミ袋は40リットルのものを使う」という2つのルールだ。
わたしは妻とふたり暮らしで、住んでいる自治体は週に2度の燃えるゴミの日がある。ふたりの大人が3,4日ほどで出すゴミの量は、たいていの場合は40リットルのゴミ袋の半分にも満たない。それでも、上記の2つのルールを適用する。
すると、どうなるか。ゴミ出しについて考える必要がなくなるのだ。以前のわたしは、ゴミ出しについて日々考えていた。当時住んでいたマンションが原則いつでもゴミを出してよい(回収日以外でも出してよい)という環境だったこともあり、捨てるタイミングには考える余地があった。いま思えば、必要のないことだ。
ゴミの日にとにかくゴミを出す。ゴミ袋がほとんど空でも、たとえその3日間はすべて外食で済ませていて食品系のゴミがまったく出ていなかったとしても、とにかくゴミの日にはゴミ袋を入れ換える。そう決めたことで、ゴミ出しについて考えることがずいぶんシンプルになって楽になった。
似たようなルールに、「日曜には洗濯カゴを空にする」がある。とにかく日曜はすべての洗濯物が洗われていて洗濯カゴに洗われるべきものを置かない。このルールはこの数週間ほどで決まった。
やはり、ふたり暮らしであるため洗濯の頻度はさほど多くなくても困らない。しかし、週間天気予報と休日の予定を見比べては洗濯スケジュールを検討していた時期は、いま思うと、必要のないことで頭を悩ませていた。
その場その場の状況に対応しようと考えたりせず、決めておいて実行すればよいのだ。特に、家事というのは、そうやって回していくことが向いている。
なんとなく、他のことにも援用できそうな教訓ではある。それはそれとして。