花瓶がなくなったので小説を書いた

ffi
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公開:2024/10/16

書きました。


花屋で花を買って帰ってきたら、あるはずの花瓶がない。なんで。探しても見つからない。「日常の謎ミステリ」にありそうだなと思いつつ、これは現実なので、まあ記憶がないだけで捨ててしまったんでしょう。

せっかくだしミステリ風の小説にならないかなあと思って、ChatGPTと軽く相談しているうちに、構成案ができてしまった。

できたからには書いてみよう、いま仕事の締め切りないし。と思って書き始めて、書けたのが上掲のものです。

構成案をまとめるまでに、ざっくり2日間くらい。構成案をもとに実際に書き始めたのが今朝の朝ドラを観たあとで、初稿を書き終えたのが16時過ぎ。簡単に推敲して公開したのが17時過ぎ。ということは、構成案が固まっていれば、実働6時間くらいで8500文字くらいの短編が書けるわけだ。へー。

会話の繋ぎ方がよくわからなかった。座右に『学園ミステリーアンソロジー 放課後推理大全』を置いて、推理パートや解決パートの会話がどうなってるのか参照しながら書きました。

一人称視点だと書きやすいというか、これ以外の書き方をできる感じがいまのところしない。

メインのキャラクターたちは、以前書いた『17』のふたりとよく似ている。境遇は違うけど、たぶんパラレルワールドのおなじふたりですね。

実話の部分はほんとうに実話を書いているので、書きやすかった。あとコーヒーを淹れる手順を無駄に丁寧に書くのは楽しかった。

語り手のパーソナリティが序盤ですぐにわからないようになっているのは、ぜんぜん狙っているつもりではなく、タイミングが後ろになってしまっただけなんだけど、ほんとうはもっと意識したほうがいいんだろうな。

@ffi
コーヒー、生活、インターネット