句点が怖いって「まんじゅうこわい」みたいだよねと一度は思う。そういうことではない。
LINEなどで文末が「。」になっていると、機嫌が悪いとか怒っているとかの印象を与えるのだという話題。さいきんまた話題になっていたようだ。
この数年ほどで、SlackだったりMessengerだったりを使って文字コミュニケーションをすることが極端に増えた。LINEを使うことももちろんある。LINEが登場したのは2011年か12年くらいで、わたしはもう働いていたし結婚もしていた。LINEをやり取りする相手はずっといなかったので、いまだにグループの仕様を把握できていない。かわいいスタンプも持っていない。
文末が「。」だと怖いというのは、若者に限った話ではないと感じる。いまの30代や40代であってもきっと怖く感じるのだろう。そうでなければ「了解ですー」とか「おつかれさまです〜」とか「よろしく🙇♀」とか「ありがとう🙏」とか書かずに句点をもっと使うはずだ。使ってくれ。
わたしはといえば、句点を使わせてもらえないのが怖い。恥ずかしいので「〜」とか「💪」とか「👍」とかをなるべく使いたくない。恥ずかしいので。恥ずかしいんだよ。あと2ちゃんねる的なものは苦手だったこともあって「w」は使いたくない。でもわざわざ「(笑)」って打つのもバカバカしいなと思う。でも、ここで句点を使ったら無駄に読み手をピリッとさせてしまうかもしれないなということは十分に想像できる。無用な誤解と緊張を与えるのは本意ではない。こちらが折れよう。それでコミュニケーションが円滑になるのであればいくらでも。
めんどくさいなあ。句点を使わせてくれよ。よろしくお願いしますー。大丈夫そうですかねー。あっ、OKですか、よかったですー。ではー。