年末年始に金融資産の総点検を済ませ、2026年までの目標を立てた。2026年を1つの区切りとして、経済的自立を成し遂げる。そのためにあと3年、サラリーマンとしてしっかり働き、稼ぐことにする。
2027年以降にサラリーマンを続けるかどうかはわからないが、終わりという区切りがあることによって、幾分気が楽になる。「Die With Zero」が教えてくれるのは「人はいつ死ぬか分からない」という変え難い事実である。
いつ死ぬか分からないからこそ、蓄積した資産を使い切る前に死んでしまう。いつ死ぬかわかっていれば、どれぐらい資産を蓄積して、どのタイミングで使えばいいかが分かり、資産0で死ぬことができる。
「区切り」をつけるからこそ、生き方や行動指針が明確になるし、区切りまでのプロセスをより一層楽しむことだってできる。
2026年の金融資産の目標は、社会人人生の1つの区切りとして意味付けできる。「目標資産額への到達=経済的自立」と定義し、経済的自立ができたと思える状態にしたい。この区切りの次に何が待っているかは分からないが、それでもいい。まずはそこに到達したい。この一心で、今は金融資産を増やしていきたい。
2026年の目標資産額は普段の生活費をもとに、少しコンサバに計算している。「投資に対する利回りを税引き後で4%と仮定し、元本には手を触れず、利益分の切り崩しだけで生活する」ことを想定した金額だ。
今のコンサバ数値を、生活費の実態と合わせてみるとどうなるか。目標とする金融資産は現状の10%減り、働く期間が1年短縮できる試算になった。あくまでざっくり計算ではあるが、2025年に経済的自立を達成するというロードマップが引ける。
この状態をゴールにしてもいいのではないかと思えるようになった。とにかく1日でも早く「経済的自立」を成し遂げたい。どうせその後も仕事自体は続けるはずだ。経済的自立ができたと思える金融資産を作ってみたい。そこがFIREへの第一歩になる。
そのためには「Just Keep Buying」を続け、「できるだけ多くのお金を、できるだけ早く投資する」ことに尽きる。種々の投資やFIRE本から得た学びである。本業の稼ぎだけでもこの方針を徹底できるし、もし副業やスモールビジネスでさらに手元のお金が増えた場合も、同じ方針に沿って投資を続ければいい。
まとめると、金融資本に関する基本方針はこうだ。
「できるだけ多くのお金をできるだけ早く投資する」+「Just Keep Buying」=「経済的自立に1日でも早く到達できる」。これはシンプルかつ普遍的な公式として、金融資本の蓄積を続けるための軸としたい。
そして、経済的自立のための目標資産額を可能な範囲で調整することで、経済的自立を成し遂げたと思えるその日を早く迎えたい。