年末年始に、金融資産総点検から、確定申告の準備までを済ませた。毎年このタイミングで、お金に関する振り返りをしている。毎年やり方をチューニングして、だいぶ順序化できるようになった。それらをリスト化して残しておく。
金融資産の点検
まずは全体の概況を把握する。目標とする資産金額に対して、どれだけ到達できたかを数字で把握し、事実を知る。
金融資産をまとめたスプレッドシートを開く
以下を数字で計算する
金融資産の総額と目標額に対する到達率
年末時点の株式、投資信託、iDeCoの元本を計算、評価損益
元本に対する評価損益のパーセンテージ
貯蓄投資の総額
貯蓄投資率
金融資産と投資の戦略を立てる
概況や数字の事実が分かると、理想とする金融資産の解像度が上がる。毎年チューニングしながら、理想の数字に向かうための投資戦略が立てられる。この投資戦略は毎年少しずつ変わっている。入金力の増減、稼げる環境変の変化、大きくお金を使う出来事がある場合のやりくりなどを見通しながら数字と言葉を設定する。
戦略は、理想に向かうための優先タスクリストとも考えられる。やることや意識することを言葉にするのはもちろんのこと、やらないことも言葉にしておくのがおすすめだ。
以下を計算したり、言葉にしたりする
数年単位の年末時の目標資産額
株式、投資信託の投資総額(元本をどれだけ増やすか)
元本と評価損益の目標金額、割合
投資戦略を3つに絞って簡単な言葉にする
確定申告
年末に上記を進めておき、年始は確定申告の準備を進める。確定申告は昨年度の金融資産や個人事業の総まとめの役割を果たす。税を含むマネーリテラシーを底上げすることにも寄与する。確定申告の手順は毎回忘れがちになるので、マニュアルにしておき、それに沿って淡々と確定申告業務を進めること。
確定申告ソフトとカード履歴の連携は、年始の早いタイミングでは出そろっていないこともある。1月中に再度データ連携をして、すべての収支がそろった状態で確定申告を済ませ、税理士さんに依頼する。
確定申告ソフトを開く
カード履歴をデータ連携して、確定申告ソフトに取り込む
個人事業の収益を取引登録する。請求書のページから、入金を取り込む手続きができることを忘れずに
経費を取引登録する。項目やカードごとに表示切り替えをして進めると、取引登録作業で迷わない
カードごとに表示
勘定科目ごとに表示
全部入力した後、確定申告ページを作成し、税理士さんに依頼する