ふとマネーフォワードを見たら、身に覚えのない請求があった。金額にして数十万円。え、なにこれ。このカードは特定の店舗でしか使わないカードであり、見慣れない費目であったこと、かつ金額も大きかったので、すぐに気づけた。クレジットカードの不正利用である。
金額が大きかっただけに焦りを感じた。まずはネットで「クレジットカード名 不正利用 連絡先」と調べ、必要な情報に当たった。クレジットカードの再発行手続きはネット経由でできるとのことで、速攻で手続きを完了した。
コールセンターへの連絡については、夜の18時以降は受け付けていなかった。この不正利用に気付いたのは、19時以降。念の為、コールセンターに電話をしてみたが、やはり対応時間外だった。今日はこれ以上なにもできないので、どうしようという気持ちを持ちつつも、明日に連絡をすることにした。
翌日に電話をした。お話を聞き、対策は3つと分かった。決済サービスの仕様上、2月の引き落とし日には引き落としが発生することが、デフォルトであるようだ。
不正利用の調査が終わる3ヶ月後〜6ヶ月後、不正利用が認められた場合に返金
2月の引き落とし日までに、銀行の残高を引き落とし額以下に変更して、引き出しができないようにする
2月の引き落とし日でいったん不正利用額を引き落とし、2月中の別日で利用額を返金
3でお願いをすることにした。現金は一時的に減るものの、1ヶ月以内で返金があるので、精神上一番いいと思った。
1は、数ヶ月間、数十万円の現金が減った状態で過ごすことは嫌だと感じた。不正利用なのに、なぜこちらが被害を被り続ける必要があるのか。2は、銀行の残高を別の銀行に送金する手続きがそもそも重荷だ。手数料は自己負担とのことで、それも釈然としなかった。これにて不正利用に関する手続きは完了とした。
しかし、まさか自分が不正利用の被害者になるとは思っていなかった。IDやパスワードは基本的に1Passwordを使って保管し、2段階認証などのセキュリティ対策も、できることはすべてやっている。パスワードの使い回しは0ではないが、今回被害を受けたカードのパスワードやIDは、使い回しではなく独自設定していた。それでも、不正利用は起こりうると実感した。
今回は、その場その場で対応してしまったが、こういう対策まとめページもある。まず被害が起きないように、セキュリティ周りをもう一度見直すとともに、それでも不正利用が発生した場合は、以下のようなページを見て、焦らず、順を追って対策・行動をしよう。