最近あるゲームサーバーの文脈で「ある時点とある時点のプレイヤーリストから差分を取り、プレイヤーの入退出を記録する」という関数を書いた。
私は既存のAPIを利用したり仕組みを導入してコードを整地したりしていくことは得意だが、このようなパズルのようなコードを書くのには少し苦手意識があった。それが今は生成ＡＩがサクッと書いてくれる。
生成ＡＩを利用し始めてから、コードを書くのに感じていたストレスが一段階下がったように感じる。大まかな処理の流れだけを考えながらコードを書くことができる。細かいロジックや面倒くさいエラーハンドリング(Goの場合は特に！)に時間を使う必要がないのだ。
大まかな処理の流れを考え、インターフェースを定義するだけで動くソフトウェアが出来上がる。この体験の良さがコードを書く時間を楽しくしてくれるので、以前より多くのコードを書くことができている。
... GitHub Copilot Workspaceが誰でも利用できるようになったら、大まかな処理の流れすら考えなくてもよくなるのだろうか。
生成AIは入力に出力が大きく引っ張られるから、既存のコードが理想的な形でないとうまく構造を理解できず、場当たり的なコードを生成しそうだ。まだしばらくの間はコードの構造について考える時代が続きそう、と思った。