こんにちは。
いままではnoteの方で書き溜めておりましたが今月からはこちらで書いていこうかと思います。
とはいえ内容は今まで通りなのでそう変わることは無いかと思うので引き続きご愛顧頂けますと嬉しいです。
1. イスラーム世界史
宗教・国家・文化としてイスラームがどのように成立・発展を遂げてきたかを解説した一冊。今だからこそ読むべきであり読まないといけない気がしてなりませんでした。
私たちが学校で習う世界史、俗に言う西洋史観的な切り口でイスラームを捉えるのではなく、イスラーム内部を中心とした切り口からの説明によって新鮮な視点からイスラーム世界を見ることが出来るものと思います。中東地域(ひいてはアジア・アフリカ圏に至るまで)がいかに文化・歴史的に深みのあるエリアかというのが具に感じられました。
特に印象的だったのはイスラームの派閥がどういった考えで分かれていったのか、それぞれの派閥がどういった歴史を辿っていったのかというところ。おそらくここだけを詳細に解説するとまるまる1冊の本が出来上がってしまうくらいになりそうなところ、素人にもわかりやすい形で解説されていたので基礎たる基礎を学ぶのに良いのではないかと思いました。
読後、自分がいかに中東地域の歴史について無知であったかを思い知らされました。冒頭でも書きましたが、今だからこそ読むべき1冊ではあると思います。
おわりに
今月は集中力を欠いていたせいか1冊のみに留まりましたが来月はもう少し読めたらいいなと思っております。
それではまた。