Googleに登録しているパスワードをひとつずつ確かめる作業をしている。
不要なのを消したり、退会手続きしたり、残すものは一覧にコピーしてと、かなり時間がかかる。
楽天とAmazon、旅行系以外のサイトはやむなく使っても用事が終われば解約するように心がけていたつもりだけど、見た記憶すらないサイトが大量に残っていることに驚く。
ログインIDなしでパスワードのみ保存されているサイトもあり、そもそもアカウントがあるのかないのか特定できないことも多数。パスワード再設定のメールも、「アカウントがなければメールは届きません」という仕様がわりと多く、解約してしまったメールや放置しすぎて凍結されてしまっているフリーメールでは確認のしようがない。
退会リンクがわかりにくいサイトや問い合わせフォームから退会申請を送らないといけないサイトは疲れるし、退会承認URLがメールに送られるパターンは解約済メールのときにすごく困る。
しかし、そんなことよりスタディサプリである。
親用IDと子ども用IDがあるんだけど、QAを見ても図解が複雑でうんざりし、もはやこれまでかと思っていた矢先、いきなり道が拓けるように解約できた。完全に偶然で、もう1回やれと言われても、同じくらい時間がかかると思うし、解約にたどり着けない可能性すらある。
あれは、前出のサイトたちの「退会リンクを目立たなくしよう!」「できるだけ解約しづらくしよう!」という単純な心理を超えた「情弱には無理な導線にしよう」という確固たる意志だと思う。
さすがリクルート、としか言えない。
それにしても、なんであんなに退会させないんだろう。
ユーザー数が重要な指標なのはわかるけど、どんな情報漏洩があるかわからないし、見込みのない休眠ユーザーには退会してもらってもいいと思うけどな。