今日は三学期の始業式。子どもたちは午前中で帰ってくるので、リモートワークだった夫も含め4人でのんびりお昼ご飯を食べていたら、早々に小4息子の友達が2人遊びに来た。1人は興味津々というわけでもないけど、「何食べてんのかな？テレビ何見てるのかな？」という雰囲気。するともう1人が、「食べてるとこはあまり見ないほうがいいよ」と言った。電車やバスで他人をじろじろ見ないというのは、親に言われることもあるので小4ならマナーとして知っている子が多いと思う。友達の家の冷蔵庫を開けるな、入っていいと言われた部屋以外に入るなというのも、大体の子はわかっている。でも、「友達の家の食卓」というのは予習のしようがない超レアケースだ。「あまり見ないほうがいいよ」と言った子は、瞬時に「もし逆の立場だったらちょっと恥ずかしい気がする」と想像することができたのだろう。もう1人の子が失礼だったわけでもないし、「何食べてんの？」と聞く子がいたとしてそれは誇れるコミュ力だけど、繊細な想像力を持ってる子は素敵だなあと思った。