出かけ回って新しいものに出会うことが多かった。週の終わりには結構疲れがたまっていた。世の中は徐々に次の年に向かおうとしている感じがする。自分はどうか。
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明治大学の研究室主催の講演会へ。テーマは「洞窟壁画」。描かれる動物の選択や描く順番、その背景についてなどなど。講演していたのは30年以上研究している五十嵐ジャンヌさん。
イラストレーターの木内達朗さんの個展「FAST TRAVEL」。FASTTRAVELはゲーム用語。過去に行ったことがある場所で瞬時移動できるコマンドのこと。現実の世界とゲームの世界を行き来するような風景が描かれていた。
森アーツセンターギャラリーの「キース・ヘリング展」。初期の「サブウェイ・ドローイング」(ニューヨーク地下鉄の黒板に描いたシリーズ)が印象に残った。
都築響一さんのROADSIDERS' weeklyに紹介されていたロンドン在住のアーティストinagaki さん。絵がかっこいい。現在23歳、中学、高校から路上でグラフィティを描き、ロンドン留学後現地で制作を続けているそう。本当に色々な人がいる。
対話型鑑賞ファシリテーター講座の2日目。作品研究の回。対話型鑑賞で使う作品をどのように研究するのかを実際に講座の時間の中で取り組む。午後は対話型鑑賞の実践。場の進め方の癖がよくわかり、自分にゲンナリする感じもあるが全体的にはとても面白い。
「こころを病んだらいけないの?うつ病社会の処方箋」を再読。タイトルで誤解するが、社会の捉え方の本で面白い。違和感を言葉にすること、主観だけではなく社会構造からもみること、それらと紐づく社会的な出来事を記憶しておくことが大事だと感じる。読み直しつつメモを書く。