2024.3.24 - 2024.3.30

点滅日記
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少々焦りや不安を感じていた1週間。新しいことが色々始まる。

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祖父母、叔父叔母の墓参り。墓石を洗い、周囲を掃除する。花を入れ替える。作業しながら近況を伝えた。墓地は静かだけど一人ではない場所という感じがする。

大竹伸朗について調べている。好きな芸術家だけどどうして好きかはちゃんとわかっていない。インターネットでインタビュー記事をみつけて読んでいる。

偶然、哲学者の國分功一郎と絵本作家の五味太郎の対談記事をみつける。五味にとっての総論的絵本「ヒトニツイテ」。読んでみたい。

気温がすごくあがった。アマリリスの最後の花が咲いた。チューリップの花が咲き始めている。桜も徐々に開花しているようだ。

もんじゃ焼きを久々に食べた。キャベツを刻んで土手をつくる。店員さんがやっているのをみると自分でもやりたくなる。食べていると食事よりおやつに近いという感じがわかる。

信用と信頼。過去の実績を信じる信用と、未来の可能性を信じる信頼。未来の可能性には裏切られる可能性も含まれている。この定義と整理なら、私は信頼を大事にしたい。人と信頼で協働したいし、人に信頼されたい。信頼の前提として必ずしも信用を必要ないと感じる。

webゲンロンの「贈与と失敗がつくる社会──文化人類学と哲学の対話」が面白かった。

異なる分野の横断的研究として、南方マンダラの考え方が面白いと坂口恭平の本に書いてあったので早速よんでみた。でも、さっぱりわからない。妥協したくないのでさっぱりわからないということで置いておくことにする。

安井仲治の写真展へ。その場にあるものを並び替え、撮影する半静物という考え方、シュルレアリスムの影響も受けている。壁に貼られたポスターとその跡を撮った「相剋」、階段に置かれた斧と鎌とその影をとった「斧と鎌」が印象に残る。いくつかの写真をトリミングして重ね合わせる手法をみると写真表現も多彩だなと感じ、やってみたくなる。

来週からは新しい職場なので、どうしてもソワソワする。無理に抑え込むのも違うし、何もしないのも違う。じゃあ何をしているかというとした方がいいことをする、ということなんだと思う。

その後の不自由ー「嵐」のあとを生きる人たち」を再読する。最初に読んだのは10年以上前。自身も薬物などの依存症であり当事者グループを主宰する筆者たちの当事者研究の本だ。全然違う境遇なのにそうだとは思えない、自分自身には突き刺さる一冊だ。その突きつけは変わらないけど、再読してみて以前よりももっと読める感じがした。医学書院のケアをひらくシリーズはこの本から読み始めた。

@flashing_diary
週間日記です。1週間の出来事をランダムに書いてます。ほぼ毎週日曜夜に更新。