振り返るとほとんど出かけていた1週間。長く感じる。これまでとこれからの時間が両方あったような時間だった。
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北海道で友人が働く畑にお邪魔していくつか作業をお手伝いする。例年に比べると雪が少ないらしい。お昼にカレーを食べる。作業を終えて風呂に入りアイスを食べて彼が育てた葡萄からできたワイン、夕飯をいただく。とても有難い1日だった。夢をたくさん見る。
行きたかった美術館と博物館は残念ながらお休み。祝日の翌日は休みらしい。その後北大を歩く。映画でみた海外の大学のよう。周辺の本屋を4-5軒まわるが買うのは我慢する。猫がいるお店があり、気持ちよさそうに寝ていた。
絵本をひとまず100冊読んでみることにする。図書館にいくと膨大な数がある。福音館書店の松居直さんが著書で書いていた基本書を探しつつ、興味ある本を手に取ってまずは8冊読んでみた。
Twitterは実際の友人とはちがうので、流れる情報の種類がちがう。その内容に違和感があるとすれば、それは私の関心が変わってきているだろう。フォローする人を更新しようと思う。
土井章史さんの「絵本をつくりたい人へ」を読む。概念としての「絵本」は4-6歳を対象、時代の影響も同年代の影響もさほど受けておらず、個の状態で存在する、世界からポッカリと浮いた、限られた時間の中にいる人たちに向けられて作られている、とのこと。
最近、面白いなと読んだのが大白小蟹さん。「うみべのストーブ」やウェブメディア路草の「みどりちゃん、あのね」が良かった。
札幌に着いてカフェで友人と話したことを急いで書いた。そのまま円山公園と円山動物園へ。エゾジカ、エゾクマ、ニホンオオカミ、ホッキョクグマなどを屋外でみる。生き物は頭でイメージするよりたいてい「大きい」。個人的には爬虫類館が一番テンションが上がった。毒々しい色をしたトカゲや蛇たちが眠たそうにしていた。
帰りの飛行機が遅延。成田から自宅までの終電を逃す。ターミナルで一夜を過ごす。ほとんどが海外の人。ベンチに横たわる姿が絵になる。私はカウンター席で充電しながらハリーポッターの映画を観た。始発で帰宅、電車内で泥のように寝た。
対話型鑑賞ファシリテーター講座に参加。絵をじっくりとみる、感じたことを確かめながら他の人の感じも聞いていく。聞いたことはあったけど実際に参加して楽しかった。場の作り方にも奥深さを予感してる。あと二回も楽しみ。