隣の空き缶

fn_1000000
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個人サイトなるものにちょっとしたあこがれがある。

作品をつくりたいと思うことはあるものの、実際に出来上がるものはほとんどないため、手が出ない。理由は明白で、自分でつくったものを好きになれないからだ。

自分のことは真っ当に好きだし、感想文なんかは自分で書いてても読み返せる数少ないコンテンツだが、作品というのは自分を客観視させられるようでどうも好意的な気持ちにはなれない。感想文は「あのときの思い出映像」でも、「自作品」というのは切った爪や抜けた毛の気分の悪さに近い。半端に見覚えがあり、半端に遠くにあるから、いやなきもちになる。

でも作品交流はしている。それは言語化できなかったものを伝える壁画みたいなもので、小汚いなと思いながら爪だの毛だのを送っているつもりは毛頭ない事だけはここに断っておく。

けれども理屈上はそういうことなので、この認知をなんとか修正できないものかというのがここ最近の悩みだ。そんな悩みも「毛頭ないって要するにハゲのことかも」と思ったらなんでもよくなるようなことなので、自己肯定感というのもたいがい適当なものだ。

@fn_1000000
保健の教科書より俗な性的表現が含まれるかもしれません