最近「広告ブロッカーの除外設定をしてください」ということを見かけるようになってきた。広告ブロッカーブロッカーを見かけることも増えた。
とても個人的なことを書くと、広告ブロッカーは利用していて、正直なところもう外せない。広告ブロッカーブロッカーに遭遇したらすぐに離脱している。
ここでの Web 広告は、Google AdSense のバナー広告だったり、動画広告を指している。
これらの広告は not for me なことが多く、気分が良いものではない。広告を見るためにブラウジングしているわけではない。
広告ブロッカーを入れているといっても、利用率が高いサービスのうち、サブスクをすると広告を外せる場合は積極的にサブスクしている。もはや広告を外すためだけにサブスクしているものもある。YouTube Premium とか。
そもそも今まで生きてきた中で、広告を誤クリック以外でクリックしたことがない。まあ広告はクリックというより、テレビ CM のように単純接触効果を狙っているのだろうなと思っているから、クリックしないことで長期的な広告の抑制には繋がらないんだろうなあ、とは思う。
広告のつらいところを書き連ねておく。(つらさ降順)
広告に出てくるものは逆に購入意欲が削がれてしまう (広告で見た、という負のバイアスがかかる)
漫画広告が特にそうで、「広告で見たことがある」というだけで自分の中での評価が下がり、避けてしまう
モバイルだと広告のために貴重な通信費を使うことになる
場所を選ばずに表示する NSFW な広告がある
コンプレックスを刺激するような広告がある
スワイプ動作を奪うような体験を損なう広告がある
広告は百害あって一利なしだと自分個人としては思うのだが、それでも残存しているということは、広告を見ている人もいるんだろうなと思う。
逆に広告が気にならない稀な例として、misskey.io のバナー広告が挙げられる。misskey.io の場合、個人 VTuber の広告を見かけるが、控えめだし、自分の場合そもそも VTuber への興味・理解があるので受け入れられるのだと思う。ターゲティングがうまい。
あとバナー広告ではないが受け入れている広告として、動画投稿者や配信者の PR 動画もある。バナー広告ほど気にならないし、何なら PR に乗せられて購入することまである。これはなぜかというと、その動画投稿者や配信者が好きだったり、自分が視聴するかどうかを選択できるという点がありそう。
あとは Amazon アソシエイトも受け入れている。これは例えば記事の中で紹介されている商品に広告を貼っているわけだけど、広告が主ではなく商品紹介が主なのであまり気にならない。
広告の全部が全部嫌というわけではないし、広告を提供する側、載せる側、見る側全員にとって良い広告体験になるといいなと思う。
おわり。