制作時間文字レタリングのひみつ

ほげほげ
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公開:2024/8/16

「pixiv今日のお題」のお題絵フレームにはなまえと日付、制作時間を書く欄があります。書く書かないは自由なんですが、私は日付と制作時間はあとで分かるようにした方がいいと思ったので、2023年8月7日からきちんと書くようにしました。(始めて約一か月後)

せっかく絵を描いているんだから文字にも凝った方が面白いと思っていたので、最近は作品のタイトルロゴとか作中の文字を模倣して描いています。学校の美術の時間で一番好きだったのはレタリングでした。

でも、まとめをさかのぼってみるとわかるのですが、2023年中にはそういう余裕は全くなかったようです。

2024年になって、最初に制作時間のレタリングに凝ったのはコレだったようです。

分かりますかね?

1/7「流し目」で描いた「沙羅曼蛇」でグラディウスフォントを再現したものが最初だったようです。

そして翌日はコレ。

これは1/8「イヤホン」で描いた「初音ミク」でした。比べてみるとあんまり似てないのですが、カラーリングとかはそれっぽいです。

次に描いたのがこれで、

1/14「不思議の国のアリス」で描いた「メルヘンメイズ」でした。これも「沙羅曼蛇」同様タイトルロゴじゃなくて、ゲーム中に出てくる残り時間表示を模したものでした。これは最初から考えていたものです。

この頃はまだ毎回やっているわけじゃなくて、「沙羅曼蛇」「メルヘンメイズ」みたいに意匠の一部だったり、気が向いたときにだけ描いていたようです。

1/19「赤リップ」の「ルパン三世PART2」はタイトルロゴではないですが、お題にあわせてクラシックペンシルで口紅風の筆跡で書いていたりしますね。

1/29「振り向き」は「少女革命ウテナ」のタイトルロゴのフォントをまねて書いていますがぜんぜんやる気が見えません。おそらく本来このお題で描きたかったものが描けず、落ち込んでいたのが原因だと思います。

この時期になると、全体的に色とか線の種類くらいは元ネタに合わせようと意識している感じがします。

このときにはもう背景は描き方が定まってきていて、イメージ背景を描く場合はタイトルバックのデザインを踏襲することが多かったので、「じゃあ制作時間の文字もなんとかしよう」と考え始めていたんだと思います。

2/5「笑う」では制作時間じゃなくて通し番号の方に「姫ちゃんのリボン」(アニメ版)のタイトルロゴの「姫」の部分を再現しようとしているっぽいですが、ちょっと細かすぎてわかりません。実物はスクリーントーンの様な規則的な点描パターンなのでこんなに気持ち悪くないです。指描きで規則的なパターンを描くのは難しいので、後で指描きスクリーントーンを作ったときの布石だったんだと思います。

2/24「魔女」はガンダムエアリアルの胸部シェルユニットのパターンを模しています。こんなの気づいた人の方がえらい。自分でもよく見ないとわからないです。

2/26「ベレー帽」は「メタルギアソリッド2」の無線画面を模したものなので「沙羅曼蛇」「メルヘンメイズ」と同じパターン。ゲームが題材の場合はこのパターンが多いです。

やっとタイトルロゴっぽいのが出てくるのが2/27「濡れ髪」の「らんま1/2」ですが、これは絵の制作時間が34分と比較的短かかったので余裕があったんだと思います。それならもうちょっとちゃんと描けばよかったのに。

その後、3/6「弟」の「宇宙鉄人キョーダイン」、3/7「ピンク髪」の「スペースチャンネル5」、3/17「水」の「崖の上のポニョ」と散発的に出てくるのですが、まだ毎回というわけではなかったようです。やっぱり色と線だけ気持ちそれっぽいという感じです。

たまにだったのから、ちょっと凝ったのが増えてくるのは4/11「フリル」の「どうぶつの森」あたりからでしょうか。

4/18「スケボー」の「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」とかはやりすぎな感があります。まあ気持ちは分かります。やっちゃうよね。

この辺りを皮切りに、タイトルロゴなんてない、という状況じゃない限りは何かひねって描くようになっていっているようです。

最近ではもうお題絵はとっとと切り上げて、早くレタリングしようぜ!くらいの勢いかもしれません。

F1のスポンサーロゴとかをスマホ指描きで描いちゃうくらいなので、基本的に自分で描くのが好きなんだと思います。いまどき素材とかをコピペで貼りこめば簡単かつ正確に描けますからね。わざわざ手描きする人なんてそういないと思います。

こういう視点でまとめを振り返るのも面白いかもしれません。

@foobar
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