まとめ その30 (#285~#294)
pixiv Sketch(ピクスケ)に「pixiv今日のお題」という日替わりのお絵描き課題があって、これを以下のマイルールで描き続けています。
Sketchドローでスマホに指で描く
版権縛り。被らないネタで大喜利。テキストで補足しない
出題日内に描く。目標1時間前後
ピクスケの投稿では何を描いたかを明記していないのでここで「こたえ」を公開していきます。気になった人はチェックしてね!
4月11日のお題「フリル」
#285:フリル (どうぶつの森/2001/NINTENDO64)
おつかれ
日付:2024年4月11日 [105] 制作時間:48分 (10)
ひさびさのミリ知ら案件
ぶつ森とパネポンどっちもミリ知ら。申し訳ございません。
意図せず、前日の「黄緑色」のお題絵と背景が酷似してしまった。重ねて申し訳ございません。
4月12日のお題「白猫」
#286:井上トロ (どこでもいっしょ/1999/プレイステーション・ポケットステーション)
日付:2024年4月12日 [106] 制作時間:51分 (23)
ポケステの電池はすぐ切れる
アルテミスかタマかキティちゃんだろ。と思ってたらまあ朝から予定通りだったので、セーラービーナス覚悟してたけどトロにした。
どこいつ描くなら、ポケステよねーということでポケステの液晶の解像度ってどのくらいだっけ?とググってみると32×32。これならいける!ということで「八重歯」の時に使ったグリッド作成法を使ってトロのドット絵描いて、日時と制作時間も埋め込んだ。Sketchドローの[範囲選択]-[移動]は台形変形ができないので、パースのついた絵に合わせようとするとちょっと変になってしまう。
むかーし「All about namco」とかを見ながらやってたドット絵模写(?)を久々にやりたいなーと思いました。ドルアーガの塔とかね。
2024年4月21日追記:
そういうお題が出たので描いてみました。これってやっぱり模写だよね?そうとしか言えない。
4月13日のお題「エプロン」
#257:スプーン・ビヨルン(スプーンおばさん)、ルウリィ (スプーンおばさん/1983/TVアニメ)
でもだれか 知りませんか
日付:2024年4月13日 [107] 制作時間:54分 (22)
エプロンドレスというやつですね
スプーンおばさんのスカーフの水玉描き忘れている。白目を抜かないキャラクターを描いたのは初めてかも知れない。
ポットおじさんがエプロンをして家事をする話はある。(109話「おお忙しエプロンご亭主」)。それでもスプーンおばさんもルウリィも料理をするときにこの格好のままやっているのでこれを「エプロン」だと主張してもまあ問題はない。
EDの塗りの方を採用するかどうかは迷ったが、OPのどピンク背景を入れたかったので通常の塗り方になった。
4月14日のお題「頬杖」
#288:河川唯、一堂零 (ハイスクール!奇面組/1985/TVアニメ)
ソーダ水の炭酸みたい
日付:2024年4月14日 [108] 制作時間:52分 (12)
5人描くのはきびしい。それなら千絵ちゃん描く
3月9日の「渡り廊下」のお題が残っていたら、そのときに描こうと思っていたのがハイスクール!奇面組アニメ版OP1だった。主題歌の「うしろゆびさされ組」の歌いだしが「長いわたりろうかで、あの人と♪」だから、である。
「渡り廊下」のお題は「放課後」に変更になり、そして今回の「頬杖」である。
頬杖をつくアニメや漫画のシーンは数え切れないくらい見ているはずである。が、パッとは思い出せないし、しらみつぶしに探していくわけにもいかない。そこで「渡り廊下」のお題を考えていたときに見た奇面組のOPになかったっけ?というところからたどり着いてのOP2になるわけである。(0:18~)
実はOP1にも頬杖っぽいのはある(0:49~)。ただOP1だとこのシーンと奇面組を絵的に絡めにくい。
4月15日のお題「厚塗り」
#289:ドナルド・マクドナルド (マクドナルド/1963/マスコットキャラクター)
厚塗りって何❓
日付:2024年4月16日 [109] 制作時間:32分 (13)
目が笑ってない
出張に向かう新幹線内で描いた。テーブルあるしバスよりましかなぁと思っていたら意外に揺れるので、置いて描くのは無理だった。
「厚塗り」のお題で連想できるのは厚化粧キャラくらいしかないので、「バットマン」のジョーカー、「モンキーターン」の城ヶ崎ありさ、あとは「鬼滅の刃・遊郭編」のかまぼこ隊とか?は候補にあった。でも前提として厚く塗らないといけない、そうなると実写系のほうが向いてはいるだろうという判断になった。
しかしだね。デジタルで厚塗りって、重ね合わせを計算するならまだしも、あとで塗った色が上にくるだけで、物理的に厚くはならないのだから、要は色を重ねて描き込んだ風になっていればいいのかね?と描いてて方向性を見失う。めんどくさいだけやん。
結果、よくわからん感がドナルドの表情に出ている。肝心の顔面なんて塗りつぶしで一回塗っただけ。ぜんぜん厚くない。
4月16日のお題「ゆめかわ」
#290:キキララ (リトルツインスターズ/1975/サンリオキャラクター)
降参でーす
日付:2024年4月16日 [110] 制作時間:40分 (29)
聞いたことない言葉
お題曰く「夢の中のようにふわふわした可愛らしい世界を描いてみましょう。」だと?
キキララは速攻で思いついたものの、結局また塗り勝負なんだろうなという予感はしていた。いざ線画を描いてベースカラーを入れたところで愕然とする。子どものお絵描き的な何かが爆誕したのだった。本当にこういうシンプルなデザインは指描きに向いてなくて、ものすごく線の汚さが目立つのだ。
これをどうやって「ゆめかわ」な絵にでっち上げるか?
結論:水彩でぼかす。ごめんなさい芸がなくて。キキララは「パステルカラー」「七夕」でもいける気がします。
4月17日のお題「先生」
#291:坂本金八(武田鉄矢) (3年B組金八先生(第2シリーズ)/1980/TVドラマ)
彼も人なり 我も人なり
日付:2024年4月17日 [111] 制作時間:58分 (11)
描いたといっていいのかどうか
直前まで「地獄先生ぬ~べ~」だったのだが、金八マニアとしては描かねばならない。荒川の土手を。どのシリーズも甲乙つけがたいが、やはり第2シリーズ推しである。たぶん一番見た。どのシーンを抜くかというとジョギングしている外国人女性は外せない。そういうわけで構図は1:24~あたりが参考。
OP序盤はタイトルロゴがかぶるのでソフトフォーカスがかかった感じの映像になっている。風景画的に描きたかったので、雰囲気の参考にしたのはこの辺り。
今回の方がよっぽど「厚塗り」だったかもしれない。似たような描き方は「ヘアピン」の鈴鹿サーキット、「少女」のファイヤーボンバーでやってはいる。たぶん、この描き方を細かく詰めていけば「厚塗り」のお題の答えにはなるんだろう。まあ、私こういう描き方もできますよ、ってことで。
結局、オリジナル(第2シーズン)のOPを再現することにしたので、ちらっとしか見ていないのだが、PS2で「3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!」というゲームが発売されていている。OP主題歌の「贈る言葉」をドラマ第6シリーズで鶴本直を演じた上戸彩がカバーしていたりする。存在は知っていたが未プレイ。OPをみて、森川聡子さんのキャラデザがすごくいいなと思ったので今になってプレイしたくなっている自分がいる。最後にちらっと出てくる金八とかスゴイ。
4月18日のお題「スニーカー」
#292:マーティ・マクフライ(マイケル・J・フォックス) (バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2/1989/映画)
こりゃヘビーだ
日付:2024年4月18日 [112] 制作時間:113分 (19)
9年前の未来
まず「スニーカー」で版権、っていうところでハマる。「名探偵コナン」のキック力増強シューズとか?「いいひと。」とか?詰まっていたところへ「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」に出てきた、自動紐締めスニーカー「ナイキマグ」を思いつく。
マーティーを描くことに決めて、今度は構図でハマる。スニーカーが見えて、マーティーだとわかる構図ってどんなだよ?立ち絵を描いてしまうと全身入れるのが困難になる上に肝心のスニーカーにフォーカスできない。本当は、違う世界線のビフとの対決シーンでデロリアンのボンネットに立って浮上してくるシーンを描きたかった。しかし劇中シーン再現はあきらめ、スケボーのイケてるポーズを探して、ホバーボードに乗っける図案とする。
最後は顔だ。似ない!全然!マイケルに土下座しないといけないレベル。試行錯誤の末、似せるのはあきらめてもう自分の絵で描くことにした。気持ちしかめっ面。つくづく漫画描きだよね自分は。デロリアンは描きたかったので足した。こういうときには厚塗り技法は役に立つ。最後に背景に電撃?を散らして、ここまでで113分。あーほんとヘビーだった。
ヘビー?この絵はそんなに重いのか?
4月19日のお題「美しい」
#293:ユダ (北斗の拳/1983/漫画)
日付:2024年4月19日 [113] 制作時間:45分 (15)
う、美しい...ハッ!
昨年のお題は「お子様ランチ」だったのよね。自分のお題絵史上最強のネタを仕込んでいたのにフイにされてしまった。更に前の年は「クレープ」だったので4月19日のお題は毎年変わるのかもしれない。
で、「う、美しい...ハッ!」というセリフに聞き覚えがあって、何だっけな?と調べたらユダだった。あーそういえばそうだった。お題絵では初「北斗」である。原哲夫先生画かあ~。以前宮下あきら先生の男塾で盛大に失敗しているので大丈夫かなあと思っていた。アニメ版はよくこんなに省略するなあというくらいリファインしていて、雰囲気ぜんぜん変わりそうだったので、またしても原作寄せに挑戦。意外とうまくいったかもしれない。ここまでの積み重ねの成果かね❓時間も短かったし。
4月20日のお題「炎」
#294:石野あらし (ゲームセンターあらし/1979/漫画)
元祖一撃でクリアー!
日付:2024年4月20日 [114] 制作時間:49分 (14)
ゲームに燃えた血がさわぐ
今日は炎柱の日なんでしょうからそちらは専門の方に任せるとして。「炎」と言われて迷ったのが「神秘の世界エルハザード」のシェーラ・シェーラとあらし。シェーラはCV櫻井さんなのが理由。だがあまりエルハ知らないので、やっぱり描きたい方をとってあらしにした。
あらしは大昔に何度も描いていたので、細かいところだけ確認したら、あとはソラで描けてしまった。ふぶきみたいにRを気にする必要もなかったし。
あらしについてのこだわりポイントは、実は漫画本編よりも「こんにちはマイコン」というあらしを主人公にしたプログラミング入門漫画にある。この漫画に出会っていなかったら、ゲームセンターあらしがなかったら、今の自分はなかっただろう。自分の本職がエンジニアなのは本当にこの本のおかげで、大げさではなくまさに「人生を変えた一冊」なのである。
最近は小学校高学年から学校でプログラミングを学ぶ世の中になっているが、もはや初学者がBASICで勉強をすることはなく、もっぱらScratchかPythonである。そういわけで「こんにちはPython」というリメイク版が発売されていたりする。すごいなすがや先生。
私はさとるくんの「プログラミングができれば好きなだけゲームができる」という口車に乗って、まんまと道を踏み外した口である(業界人風に言えば)。まあでもプログラミングは楽しいので、よかったら道を踏み外す仲間ができると嬉しいです。
本編についていえば、ゲームで対決というシチュエーションの漫画は、あらし以外にもあったといえばあったものの(ファミコンロッキーとか)、言ってみれば今のe-sportsのはしりみたいなものだと思うので、ずいぶん時代を先取りしていた感はある。
当時はコンシューマハードのスペックが低かったので、ゲームと言えばアーケードゲームが花形だった。自分がアーケードゲームの絵をたくさん描くのはこういう時代に生まれたせいもあったのだと思う。「月面宙返り」をいまだに「ムーンサルト返り」と読んでしまうのはあらしのせいです。
これは全然狙ってなかったけど師弟対決図ができた。
総括 (294/365+α 114日連続・最高128日)
まとめを書いてみてつくづく思うのが、この雑さのまま終わってしまっていいのか?ということ。スマホ指描きでももう少しなんとか出来そうな気はするんだよなあ。
一方オリジナルだとそこまででもないので、無意識に制限時間を気にしてしまっているのがよくないのだろうか。