まとめ その36 (#341~#350)

pixiv Sketch(ピクスケ)に「pixiv今日のお題」という日替わりのお絵描き課題があって、これを以下のマイルールで描き続けています。
Sketchドローでスマホに指で描く
版権縛り。被らないネタで大喜利。テキストで補足しない
出題日内に描く。目標1時間前後
ピクスケの投稿では何を描いたかを明記していないのでここで「こたえ」を公開していきます。気になった人はチェックしてね!
6月12日のお題「恋人」
#341:古代進、森雪 (さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち/1978/映画)

好きだ。大好きだ。大きな声で言える。
日付:2024年6月12日 [207] 制作時間:86分 (20)
だから、愛が必要なのだ
好きな「恋人」を描いていいと言われたら、真っ先に思いつくのはもうこの組み合わせしかない。でもネタ的には面白くないので、ジョジョ3部のラバーズ(「恋人」)のスタンド使い、スティーリー・ダン(鋼入りのダン)とか「恋人たちの予感」とかは考えてはいた。(メグ・ライアンいいっすね)
一応周りは確認した上で、もうお題絵終盤なので描いちゃうことにした。誰も描かないなら私が描く。
ラストの「星になって結婚しよう」のあと雪が目を覚ますシーン。でもなんかうまくない。映えない動画部分を抜くからだ。なんでいつも止め絵を選んで描かないのか自分でも不思議。ツッコミどころがあるのが私の絵。というかいい加減誰かツッコめ。
下書きは自力で描いたけど何とかなるものだ。線入れ直前にポーズと細部を確認して調整。今回やりたかったのは、線画を黄金色に飛ばすこと。この演出はオリジナルにはなくて、リメイク作の「2202」からの引用。色トレスは面倒くさいからしたくない。じゃあどうするかというと、線画をたくさんコピーして重ねる、という方法である。色調補正は真っ白と真っ黒には効かないので、線画は他の色で描く必要がある。これが結構難しかった。黒の線画、黄金色の線画、水彩のばしでぼかした線画、ほんの少し拡大してぶれさせた線画とレイヤーを4枚重ねている。今日は線画まつりである。黒の線画のハイライト部分を消して、光ってる感を出している。
なんか描きやすかったのはやっぱり安彦先生絵だからかな~。999とちがってヤマトは松本零士先生色がちょっとうすめだと思う。安彦先生絵はヤマト→ライディーン→ガンダムとつづく流れがあって、ここで幼少期の絵の基本をガッチリ抑えられているのだ。双璧がハイジとか未来少年コナンの宮崎監督。ギャグ路線の絵は藤子先生、美少女絵は桂先生。以上が私の絵の根幹を構成する4大要素だと言っていい。ものすごい贅沢。なのに、こんな不肖の描き手になってしまってごめんなさい。
6月13日のお題「キラキラ」
#342:戸田恵美里 (キラキラ!/1989/漫画)

ダボーっとしたやつ
日付:2024年6月13日 [208] 制作時間:69分 (18)
ダボーっとしたやつね。わかった
前回のお題は「ホタル」。おかげさまでセーラーサターンを描くのを回避。描いてもよかったけど追加戦士はミリしらなので、たぶん楽しく描けない。
「キラキラ」のお題で真っ先に思いついたのが「キラキラ!」、これしかない。まさかお題絵で安達哲先生作品を描くことになるとは思ってなかった。
安達哲先生はこのあとの「お天気お姉さん」で有名になるが、真骨頂は「バカ姉弟」だと思っている。おでこがかわいい。
作品中、エミリが慎平とのデートの前日に「あたし、明日どんな格好してったらいい?」と聞いて「髪はいつものダボーっとしたやつ」と答える慎平に「ふふ。ダボーっとしたやつね。わかった」と言うシーンがあった気がする(だいぶうろ覚え)。このやりとりは萌え萌え。今もあるんかなこういうの。
絵としては安達哲先生風にエミリを描くのは前提として、「キラキラ!」を知らない人にも「キラキラ」した絵に見せるのがポイント。まあなんのことはなくて前景にライトクロスを置いて、背景はぼかした点描を置いただけ。あとは人物のアウトラインにちっさなバッテンをいっぱい描いた。変わったところでは、最近主線を真っ黒で描かないのがちょっとした流行りなので、今回も青線になっている。ここへきてまだ変わったことができないかを考える私。
がんばって自力の指描きでキラキラ感を出しているのに、世間では素材アセットやら高度なフィルタなどのツール機能で描いた(?)背景のほうが褒められるらしい。自力でも描けるのなら全然かまわないとは思う。もう馬鹿らしくなるけど、いつか活きる場面があることを信じて今日も描く。
「キラキラ!」の登場人物は多くは芸能科の高校生で、アイドルのたまごたちである。ステージに立ったりすることもあるから、こういう場面があってもおかしくはない。でも「キラキラ」した外見とギャップのある内面を主軸にした話なので、エミリの表情をちょっとアンニュイな感じにして表現してみた。
6月15日のお題「羊」
#343:ジンギスカン (ジンギスカン/1979/音楽)

おっさんですか、シャアですか
日付:2024年6月15日 [210] 制作時間:67分 (13)
大事な一寸法師 なくしたりしたら大変よ
黄金聖闘士はシャカ描いちゃったからなー。牡羊座のムウは別キャラだけど、黄金聖衣なのでどうしても絵面が似た感じになりそう。「フリル」のお題でもう「羊」は描いていたりします。じゃあ日本で有名な「羊」料理といえば?そう。ジンギスカンですよね。こういうボケが自分の本領だと思っているので、アリエスとか魔法羊女メェ〜グちゃんを期待していた人はすみません。
「Dschinghis Khan(ジンギスカン)」に関してはBerryz工房がカバーしてたりするんですけど、背景の「羊」は「Moskau(めざせモスクワ)」のMVから取ってたりするし、Berryz工房描いちゃうと何だかわかんないのでここはオリジナルメンバーを描くしかありません。Berryz工房を期待していた人はすみません。
6月16日のお題「レインコート」
#344:ソリッド・スネーク (メタルギアソリッド2/2001/プレイステーション2)

今思えばー疑うべきだった…
日付:2024年6月16日 [211] 制作時間:88分 (13)
待たせたな
ジンギスカンから番号ずれてた。描き直し案件を挟むとずれやすい。
大雨で「レインコート」を着ているシーンといえば、「ジュラシック・パーク」のネドリーとか?「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」のラストシーンも大雨なんだけど、ドクの手紙を届けに来る人も、もちろんマーティーも「レインコート」は着ていない。そしてどちらの作品ももう描いた。もう「ちいかわ」でも描くしかないのか?というところで、私は、新型メタルギアが極秘裏に輸送されるという情報をつかんだ。
スネークって描いたんじゃなかったっけ?ご安心ください。「キャンプ」のお題で描いたのは「ネイキッド・スネーク」、別人です。なのでまだキャラかぶりなし。
知っている人は知っている、ハドソン川に架かる橋、土砂降りの中を「レインコート」を着て歩くスネーク→たばこのポイ捨て(よくない!)→タンカーに潜入するために走り出す、というシーン。
今回の課題はステルス迷彩です。本気で描くなら、裏側にある背景を微妙にずらして塗りレイヤーにマッピングするのが真っ当です。さすがに難しいので、レイヤーの透明度と重ね合わせフィルタで処理しました。実際には「レインコート」を脱いだ瞬間、全身ステルス迷彩で見えなくなってしまうんですが、それだとスネークだとわからないので、まあまあ普通に描きました。そして、塗りレイヤーを複製して2枚にして、不透明なレイヤーを上にし、効果線のように消しゴムで削ってみました。
メタルギアとは、昔から多少縁があってですね。1987年のMSX2版の初代からの付き合いなのです。今でこそステルス・スパイ・アクションって一般的ですが、当時のアクションゲームは敵を殲滅するのが普通で、敵に見つからないように潜入するなんてゲームはなかったのです。もういっぺんでファンになってしまいました。当時から主人公はソリッド・スネークで、後年のサイボーグ忍者の中の人グレイ・フォックス、ビッグ・ボス、1990年の続編「メタルギア2 ソリッドスネーク」にはキャンベル大佐も出てきます。よく使われる例えですが、中身はうまくゲーム化された「かくれんぼ」なのです。これが小島監督の絶妙なセンスにより、素晴らしい「作品」になっているのです。
1998年にPSで「メタルギアソリッド」が発売されたとき、やっと時代が追いついたと思いました。店頭であの有名なOPデモを何度も見て、ソフトを買って、スキップしながら帰ったことを覚えています。「煙草なんか、何の役にも立たないわよ」「そうとは限らんよ」とか「そうだ パッケージの裏に 載っているはずだ」とか、往年のファンだけがゾクゾクする数々のネタは、本当は11年前にこれがやりたかったんだ、というメッセージに思えてなりません。まさに11年目の「待たせたな」だったのです。
ビジュアル面ではまだちょっとPSではキツイ部分があったのですが、それがPS2の本作「メタルギアソリッド2」でようやっと完成された感があります。続けていればいつかは辿り着く、そういう瞬間に立ち会えたことをうれしく思っています。
それにしても、この嵐の中でハインドを飛ばすなんて、無茶ね。
誰だ?
6月17日のお題「医師」
#345:ケンゾー・テンマ、ヨハン・リーベルト、アンナ・リーベルト (MONSTER/1994/漫画)

なまえのないかいぶつ
日付:2024年6月17日 [212] 制作時間:59分 (7)
僕の中のモンスターがこんなに大きくなったよ
昨年のお題は「ドクター」その前は「医師」、どっちやねん。
最初は普通にDr.ストレンジとかDr.マリオとか考えていたと思うんだけど、「キャンディ」のお題のときに思いついて、いつか描こうと思っていたのだった。Dr.コトーはすでに描いてしまった。伝説の無免許医師もとっくに。
ついに浦沢先生作品である。双子がこちらを見て並び立つ絵面はシャイニングを彷彿とさせる。劇中終盤にもまさにそういうシーンあった気がする。線入れの段でずいぶん迷い線を減らせるようになったと思う。もうこれは原作っぽい線を見せたかったのでこういう塗りなのである。
「YAWARA!」とかにはなりませんでしたね。
6月18日のお題「おにぎり」
#346:竈門炭治郎、緑壱零式、小鉄 (鬼滅の刃/2016/漫画)

玉露もあるでよ
日付:2024年6月18日 [213] 制作時間:71分 (14)
おにぎりと梅干し、お茶は高級玉露で!
粘ってみたけど上回るアイデアが降臨せず。アンパンマンには逃げず、結局予定通り、そしてまたもや「鬼滅の刃」になってしまった。たぶん最後だから。
あ、ほら。「鬼斬り」とも読めるでしょ。(うまいこと言った)
とにかくもう塗りがメンドクサイ。こういうこと言いだすと終わりなんだろうけど、モノクロ漫画描きにはこたえる。自動着色で済ませたくなる気持ちもわかる。原因はこういうややこしい絵を描いてしまうからなんだけど、立ち絵ほど不自然なものはないと思ってしまう性分なので、あえてイバラの道を行くのです。
6月19日のお題「ドレス」
#347:バオー(橋沢育朗)、スミレ (バオー来訪者/1984/漫画)

それはわたしが17歳になった時
日付:2024年6月19日 [214] 制作時間:88分 (18)
そして再び会えるー
秘密組織「ドレス」からの逃避行。
荒木飛呂彦先生作品もこれが最後になるだろう。
サニー・ステフェン・ノッツォも入れたかったけど、これだけで88分かかっていることを考えるとちょっと無理だった。下書き線を残したのはミスじゃなくて意図的。
塗りが適当なのが「悪」ということはない。線も含めてこれが私の絵。漫画の描き方も頑張らなくていい気がしてきた。これが悟りか。絵だけで伝わるものを描く、それが私の目指すところ。
バオー描いてて思い出したけど、「強殖装甲ガイバー」もどっかで描きたかったな。しかし、あの漫画完結するのかなあ?
6月20日のお題「斧」
#348:MS-06FZ ザクII改 (機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争/1989/OVA)

僕たちでやっつけようよ!そうすれば…。
日付:2024年6月20日 [215] 制作時間:102分 (16)
これでお別れだ。じゃあなアル、元気で暮らせよ。クリスによろしくな!
ドラえもんのひみつ道具「きこりの泉」を描くというアイデアはあった。キレイなジャイアンを別キャラと考えればいけそうな気がするものの「斧」はどうすればいいだろう?「斧」を落としたのにキレイなジャイアンってのもね。
ポケ戦は実は「サンタクロース」のお題の候補だった。「サンタクロース」のアドバルーンをブービートラップに使うシーンがあるからである。結局ザンダクロスになったわけだが、ポケ戦も鉄人兵団も物悲しい話である。そういえば最近なんだか最終回とかEDとかを描きがちである。別にお題絵終盤だからおセンチになっているわけでもない。「最後」つながりで言っておくと、今回が最後のモビルスーツ描きな気はしている。
有名なラストの悲しい相打ちシーンは避けたかったので、他の解としては何があるかというと、その前の戦闘部分か、アルとバーニィがヒートホークを修理するシーンである。せっかくなので今一度モビルスーツに挑戦したかったのでやはり前者を選択する。難しい方をとるよねやっぱり。本当はバーニィとクリスのカットインを入れたかった。そうなると2人が負傷する前、ザクII改がアレックスの90mmガトリング砲をヒートホークで斬るより前にしないといけない。バーニィの流血がヤバイからでR。そうするともうここしかなかったのだ。結局カットインは入れなかったけど。いや、これ、入んないってば。
最初はザクII改とアレックスが両方入る構図を考えていたが、とても入らないわけである。無理に入れるとヒートホークが見えないし細かすぎて描けない。どうすんねん。妥協の結果こうなった。まあそうなるわな。
ほんとうに動きのあるモビルスーツを描くのは難しい。人間だと描けるのに、メカになったとたんにゲキムズである。たぶん構造が頭の中に入ってないのが大きいんだと思う。いちいち確認しないとわからないし、モビルスーツごとに形状が違うのも厳しい。
ここまでに、キュベレイMk-II→ウェイブライダー(Zガンダム)→ララァ専用モビルアーマー→ガンダムMk-II→シャア専用ザク→(トリプル)ドム→ブーツ(VガンダムBパーツ)→パーフェクトジオング→エアリアル→ターンエーと描いて、今回で11体目である。やっぱり順当に、最後が一番まともに描けたかもしれない。色々変だけどな!
6月21日のお題「マント」
#349:カーラ・ゾー=エル(メリッサ・ベノイスト) (SUPERGIRL/スーパーガール/2015/ドラマ)

日付:2024年6月21日 [216] 制作時間:121分 (10)
欧米人顔を描きたい
ベタだなあ。
かつて『「マント」もなしに空を飛ぶなんて、ウルトラマンはおかしい』というのが海外のスーパーヒーロー感だ、という話を聞いたことがある。スーパーガールの映像を確認すると全然「マント」なしで㌧㌦がな。今は海外の感覚も日本のように寛容になったのか、空が飛べる理由が超能力によるものという事で納得されているのか?よくわからない。
当然パーマンはネタとしてあったが、パー子は「歌手」のお題でもう描いた。「パーマンはひとりじゃないのよ」とパー子も言ってるし、パー子のいないパーマンを描くよりは…、ということでスーパーガールである。パーマンにパーマンセットを授けるのは今ではバードマンになっているが、もともとはスーパーマンで、パーマンの名前の由来も「スーがすーっと消えてパーマン」だったりする。他にもマントを着ているキャラはたくさんいるけど、空を飛ぶために必然的に「マント」をつけている元祖といえばスーパーマンであろう。ベタだけど。『ひらり「マント」』がもう描けないのはお察し。
さぞ映像化バリエーションが多いのだろうと思ったけど、スーパーガールが主人公のものは実は映画とドラマが1作づつしかなかった。
制作時間が120分超なのは納得いかない下書きをひとつボツにしたから。課題は欧米人顔。メリッサ・ベノイストがかわいく絵にできたら及第点なんだけど…。どうして目つきが悪くなるんだろう。結構スーパーガールってしかめっ面多いからね。かわいさとの両立がむつかしい。ぱっとみ日本人に見えなければいいや。いつも描いている女の子のを金髪碧眼にして「はい、スーパーガール描けた」って言うのが好きじゃないのだ。
「眼鏡」を外すポーズはいるだろう。「マシンマン」でもこれが描けたらいいなと思っていた。でも「マシンマン」の「マント」は透明なビニールのレジャーシートみたいでかっこよくはない。100均で売ってそう。
6月22日のお題「驚く」
#350:北島マヤ、姫川亜弓 (ガラスの仮面/1976/漫画)

おそろしいアプリ…。
最近のピクスケアプリはデータ飛ばしまくってくれるので驚きしかありません
日付:2024年6月22日 [217] 制作時間:21分 (18)
本当にまたふっ飛ばされた
前回の「驚き顔」からの変更。
聞いて「驚け」「獣電戦隊キョウリュウジャー」とか「「驚き」桃の木 山椒の木 ブリキにタヌキに洗濯機」とか。でもまあ、驚くといえば「おそろしい子…!」ですよね。
ネタ元は「ガラスの仮面」だとして、なぜあの有名な白目の絵にしなかったのか?それは難度を上げるため。あれを描いてお題達成って楽勝な気がしません?「驚く」の必然性は「ガラスの仮面」に、「驚く」の表現は自分の腕で、これはある意味「濡れ髪」のお題への挑戦なわけです。
漫符も擬音も背景も手も封印、これで似せて素早く描く。実は1回目は34分でなんと「濡れ髪」と同タイム。似るかどうかについては1回目のほうがよかったと思うんだけど、投稿コメントにもあるとおり、アタリを残してデータが全部吹っ飛んだ。最近プチフリーズとともによく踏む不具合。なんか残っている分全部アンドゥされてしまうような挙動。2回目はもう下書きもなし。1度描いたら2度目は早くなる必然。
こういう絵描きにとって致命的な不具合はピクスケにとっても機会損失だと思うんだよね。個人的にはあと20回もってくれればいいけどね。
総括 (350/365+α 217日連続)
今期間は描き直し案件が2枚あったので、まとめが2日遅くなった(ずれた)。でもこれで計算通り。次回は7/2のお題までの「こたえ」をまとめて、それで連続投稿期間は一旦終了になる。(予定)
もう次でほぼ最後なのでバラしてしまうと、このまとめを作る前から、お題と描いた「こたえ」はGoogleスプレッドシートで管理していた。2023年の時点で、前年のお題をさかのぼって最初に1年分のリストを作ってしまい、だいたいのネタ出しもあらかじめしていたのだ。お題が前年と変わったり、描く直前に予定していたネタと全然違うネタを思いついたりすることは多々あったので、管理していたから描くのが楽だった、ということはなかった。このシートはアイデア出しのためというよりは、自分が描いたものを思い出せるようにするという所に意義がある。ピクスケアプリ・Sketchドローだけで描いている関係上、前描きするのはほぼ無理だ。

でもこれだけだと、何を思って描いたのか、なぜこのネタになったのか、何が課題で、それをどういう風に描いたのか、が残らない。そこで最初に作ったのがGoogle Jamboardによるまとめだったのだ(各まとめ記事のヘッダに貼っているやつ)。しかし、Jamboardは2024年10月でサービスが終了してしまうし、あまりたくさんの文章も書けない。そういうわけで、しずかなインターネットにもさらなる追加コメントや情報を書くようになったのだった。本当はpixivでできたらよかったのだが、pixivではこういう画像テキスト混在コンテンツは作成(投稿)できない。(全部画像にするしかなくて面倒くさい)
次回・次々回が終わればこのシートも全部埋まる。まるでクロスワードパズルが全部埋まったような達成感が、きっと味わえるに違いない。