まとめ その28 (#264~#273)
pixiv Sketch(ピクスケ)に「pixiv今日のお題」という日替わりのお絵描き課題があって、これを以下のマイルールで描き続けています。
Sketchドローでスマホに指で描く
版権縛り。被らないネタで大喜利。テキストで補足しない
出題日内に描く。目標1時間前後
ピクスケの投稿では何を描いたかを明記していないのでここで「こたえ」を公開していきます。気になった人はチェックしてね!
3月21日のお題「パステルカラー」
#264:ぱすてるインク (もえたん/2007/TVアニメ)
マジカルチェンジでABCDEFG
日付:2024年3月21日 [84] 制作時間:55分 (14)
安易にツインビーヤッホー!を描いてしまったことを激しく後悔しているッ
そう。すでにツインビーシリーズのパステルを描いてしまった私に残された選択肢は、魔法のアイドルパステルユーミと、もえたんのぱすてるインクしかなかったのだった。そしてこのふたつはどちらもあまり気が進まない…。
なぜか?まずパステルユーミだが、画像検索するとなぜかエロい絵が結構出てくる。ぴえろ魔法少女シリーズ第4作だが、唯一主人公が変身しないせいか、お色気要素が意味不明に強かったのだった。なんかね。イメージが、ちょっとね。
一方のぱすてるインク、こちらも狙いすぎていてパステルユーミよりもやばいかもしれない。そもそもコスチュームが旧型スク水ベースである。しかも白とか一番透ける色やん。悪意しか感じない。
さて。迷った挙句「萌える英単語もえたん」を持っていたよしみで、ぱすてるインクを選択、R回避のために極力コスチュームが見えないポーズを捻出しての完成である。
YouTube動画は周りに人がいないのを確認して、覚悟の上で見てください。
3月22日のお題「しっぽ」
#265:七宝、雲母 (犬夜叉/1996/漫画)
引っかかったな❗
日付:2024年3月22日 [85] 制作時間:35分 (15)
あんまりオヤジギャグばっかりやってると若い人に距離を置かれる
もうとっくに置かれていると思うけど。今日も寝起きにご神託。しっぽ…、しっぽ…、しっぽう…、七宝。そう、あなたは七宝をお描きなさい、と。BGMはジムボタンの歌でした。シュッポ、シュッポ?
3月23日のお題「タコ」
#266:クロダコブラザーズ (とんでも戦士ムテキング/1980/TVアニメ)
おれたちゃクロダコ~
日付:2024年3月23日 [86] 制作時間:73分 (12)
「タコ」があるなら「メンダコ」なんてお題いらんやろ
タコミの左目のレンズ?部分は塗り忘れだなあ。
最近少しばかり塗りをサボってたので、久しぶりにハイブリッド裏板塗り法で気持ち丁寧に塗ってみた。結果60分には収まらず。さらに裏板のエッジを消しゴムで消して仕上げるのだけど、これが指描きだといつもいびつになってしまうのが気になっていたので、水彩のばしでぼかしてみた。名付けて「水彩のばしアンチエイリアシング」(長いわ)
タツノコチャンネルの配信ってOP/EDカットしちゃうのよね
3月24日のお題「チャイナ服」
#267:リン・ミンメイ (超時空要塞マクロス/1982/TVアニメ)
リメンバー 大空舞う 白金の翼
日付:2024年3月24日 [87] 制作時間:65分 (16)
版権ものにおけるチャイナ服の原体験といえばミンメイなのよね。若い人にはわかるまい。
これがあったから「アイドル」でも「歌手」でも描かなかったのだった。乱馬はもう描いたということもあるけど、ミンメイよりずーっと後だというのが大きい。そして胸前で袖を合わせるこのポーズはいじりようがない。
美樹本顔が描けるかどうかは、三白眼ぽく描くのと鼻の処理。顔に線を入れたり、線の終端にインク溜まりをつくるのも効果的。笑顔のときのつぶれたうるうる目はまた違う描き方が必要。背景のミンメイ人形は1体描いてコピーで増やした。ここまでやって65分で収まったのはまずまずではなかろうか。
チャイナドレスを着るのは「小白竜」だが、ミンメイ人形が歌うのは「私の彼はパイロット」だったりする。デビュー曲だからね。キューンキューン♪
3月25日のお題「薔薇」
#268:オスカル (ベルサイユのばら/1979/TVアニメ)
わたしは バラのさだめにうまれた
日付:2024年3月25日 [88] 制作時間:69分 (24)
お前の名はオスカル!わたしの息子だ!!(ジャーン♪)
直球すぎて申し訳ない。いやでもこれしかない。
「薔薇」で思いつく意匠で過去に描いたのはパタリロ!とウテナがある。あとはお題絵では描いてないけど、星の王子さまとか。かなりウテナの出来に納得してなかったのでベルばらで再挑戦という意味合いはあった。
少女漫画タッチは苦手意識がありましてね。アニメ化されている作品は動画向けにリファインされているので参考にするにはとても助かります。オスカルの顔はだいぶ苦労したけど、それよりもやばかったのはイバラ。薔薇とイバラはアドリブで範囲選択+塗りつぶしだけで描いたのだが、このフィルタに落ち着くまではちょっとマジやべえ絵づらになっていたのでずいぶん焦りました。よく69分で収まったな!
3月26日のお題「カチューシャ」
#269:立花ララベル、竹村テルコ、松宮トシコ (魔法少女ララベル/1980/TVアニメ)
急がば回れ ひとつ覚えたわ😊
日付:2024年3月26日 [89] 制作時間:106分 (18)
ベラルル ベラルル ベララルラ
カチューシャキャラはまあそれなりにいて、お題絵でももうすでに15人くらい描いている。お題用に目星をつけていたのがララベルだったわけである。
とはいえ、単にララベル描いたよ~だとちっとも面白くない。かといって気の利いたポーズも思いつかない。例によって朝起きると頭の中で鳴っていたのは「Everyday、カチューシャ」。いやしかし、ここからAKB48に変えるのはちょっと厳しくないか?ということで、ララベルたちに「Everyday、カチューシャ」のポーズをしてもらうことにした。もちろん一人じゃできないので3人で。ひとりあたり30分かかると計算すればこの制作時間も納得がいくかもしれない。
東アニと美味しんぼのYouTube公式動画は埋め込めないみたい。ひとつおぼえたわ😊
3月27日のお題「春」
#270:トプカプ (リブルラブル/1983/アーケードゲーム)
日付:2024年3月27日 [90] 制作時間:80分 (11)
また番号ずれてるわ~たまにやる
最近「ナムコはいかにして世界を変えたのか」という本が出ましたが
リブルラブルのBGMはまちがいなくオールドナムコ傑作曲のひとつです。なんぼでも聞いてられる。ゲームの内容が少し難解であまり知られていないのが残念。
ゲームのステージが季節をモチーフにしているので春があります(開始時に桜で埋め尽くされるのが春)。春夏秋冬全部ありますけどね。でも全体的に花が印象的なのでやっぱり春っぽい。「春」と聞くとどうしても桜を描いちゃいたくなりますが、春に咲くのは桜だけじゃないし、「桜」のお題は別にあります。
例によってゲームUIを模してみたり、SEASON1(春)のFLOWERボーナスステージに出てくる4種類の花を全部描いて背景に設置したりして余計な時間を使っています。そんなん描いてもどうせトプカプで見えなくなるんだから、うまい省略方法を見つけないといけません。
3月28日のお題「獣耳」
#271:マリー・ハドソン、ホームズ、ワトソン (名探偵ホームズ/1984/TVアニメ)
空からこぼれたStory
日付:2024年3月28日 [91] 制作時間:82分 (20)
鼻がこれでもかわいいとか天才
「獣耳」というとまあだいたい猫系が多数になる。でも「猫耳」のお題は別にある。
最近犬のキャラクターを描くことが多い。名探偵ホームズの作画を知ってたことは大いに役立っている。犬の擬人化ではないが、似た雰囲気のデザインのアニメとしては「宇宙船サジタリウス」も好きである。
ハイブリッド裏板塗り法の所要時間はやっぱり元の線画の出来に左右されるらしく、塗り漏れ対策をちまちまやってると軽く60分を超えてくる。ホームズとワトソンの主線は思いつきでクラシックペンシル。塗り方は普通の裏板。結果、水彩のばしなしでもいい感じになった。
3月29日のお題「伏し目」
#272:シャカ (聖闘士星矢/1986/TVアニメ)
天舞宝輪
日付:2024年3月29日 [92] 制作時間:58分 (17)
シャカの目が開いた
以前キグナス氷河を描いたときは原作寄せだったが、今回はアニメ寄せ。黄金聖衣はやっぱりアニメ映えすると思う。ハイライト・影を階調強めに塗りわけてやると黄金感が出るかも。最初上まつげを描いてたけど、結構うっとおしかったので消した。
シャカっていわずもがな仏教モチーフなんだけど、天舞宝輪での開眼途中は半眼仏像といわれるとしっくりくるよね。
3月30日のお題「花冠」
#273:エレナ、チェスター (イースIII/1991/PCエンジンCD-ROM² )
In my time, I've wandered everywhere
Around this world, Hope would always be there
日付:2024年3月30日 [93] 制作時間:78分 (13)
PCE版は通称の「イースIII」になってしまっていますが正式なタイトルは「ワンダラーズフロムイース」
このお題絵には思い入れがありましてね。
まずエレナとチェスター(ストダート兄妹)の幼少期がインサートされているPCE版のオープニングを見てもらいましょうか。このOP曲は「オープニング2」なんていう素っ気ない題名になっていますが、PCE版でしか使用されていないとってもいい曲です。「花冠」のシーンは1:49~の後半パート冒頭、曲が盛り上がるところで出てきます。話の結末を知っているとここで泣けます。
物語はアドルとドギが前作の舞台エステリア(イース)を離れ、船で海に乗り出すところから始まります。
PC版(といってもPC-88とかMSXなどの大昔のパソコン)のイース初期作には読み応えたっぷりのストーリー紹介を含む結構豪華なマニュアルがついていました。マニュアルをつける代わりに、PCE版や後のリメイクではオープニングでフェルガナに至るまでの旅路を見せているわけです。ときメモなんかもそうですが、PCEのグラフィック性能で、小さくて少ないパターン画を駆使してものすごく頑張ってます。
ただ、絵に関してはファルコムオリジナルの方が好みでした。操作説明のイラストは間違いなく都築和彦さんの絵なので、ストーリー説明の絵は横田幸次さんなのかな?
そういうわけで「PCE版OPのシーンをファルコムオリジナルの絵で置き換える」的な以下のような落書きを発売当初にしたことがあって、これが今回の元ネタになっています。エステリアはギリシャモチーフなのでリリアの衣装はあんな感じなんですが、PCE版OPのイラストはなぜかそれをフェルガナの人々にも引き継いでいるので、ストダート兄妹の衣装も似たデザインになっているんですね。
イースIIIは前作までがトップビューだったのをサイドビューアクションに大きく変更してしまったので、当時は異端扱いでした。その後ファルコム自身が「ナピシュテムの匣(2003)」で3Dアクションシステムを導入し、「フェルガナの誓い(2005)」にリメイクされたことでようやく救われた感があります。
イースを語るとなんぼでも書けてうざいのでこれくらいにしておきます。まとめると昔の落書きがそれなりな形に成就できてよかったね、ということです。
3月31日のお題「翼」
#274:ワルキューレ、サンドラ、大女神プラティーナ (ワルキューレの伝説/1989/アーケードゲーム)
そんな装備で大丈夫か(それ違う)
日付:2024年3月31日 [94] 制作時間:72分 (13)
大女神プラティーナ「おまえらたまには人の話ちゃんと聞けよ」
何回もやってると大女神の言うことは早送り。はいはい。黄金の種の話は何度も聞きましたって。
ウイングマンはとっくに描いてしまったし、キャプ翼も日向小次郎描いちゃったのでもういい。
今回はワルキューレの顔をオリジナルの冨士宏先生風に描けているかが肝。独自解釈で凛々しく描いてしまう場合が多いので。ソウルキャリバー参戦版とか別人でしょ?
久々に描いてみると、鎧とかの細部が結構めんどくさいのを思い出す。これをハイブリッド裏板法なんかで塗っていると日が暮れるので、水彩で手塗りする暴挙に出た。結果やっぱり時間かかってしまった。しかも裏板の上に直接塗ると混ざるのよね。頑張って重ね塗りしないと意図した色が出ない。えい!えい!
アイテムを手に入れたときのポーズとBGMがサイコーに好きです(例えば1:12~)。会話シーンやエンディングで流れるのは、知っている人は知っているFC「ワルキューレの冒険 時の鍵伝説」のメインBGMのアレンジです。カムーズを倒したあとこのBGMにつながる流れはもう涙しかない(30:16~)。
「願いを叶える黄金の種…それはいつでもみんなの心にあるのです。そして、それを叶えることができるのは…。」いや、感動するんなら耳かっぽじって大女神の話を聞こうぜ。おしまい
総括 (274/365+α 94日連続・最高128日)
あっという間に2024年最初の3か月が終了。自分でいうのもなんだけど、卒なくこなすようになってしまったね。