ここ数日はゼルダの伝説の最新作に足を取られている。つい先日やっとシナリオクリアしたんだけど、魔王ガノンドロフのビジュアルに完全にやられてしまい、それからというもの毎日日課のようにガノンドロフ討伐に出かけている。
ウン万年(注1)の封印でミイラ化した肉体が一瞬で最盛期の状態まで蘇るムービーがめちゃめちゃかっこよくてそれを見るために魔王様の御前に日参している。秘石の力でステータスが盛り盛りになった第二形態への変身で体力ゲージがのび〜るムービーもよき。戦闘の内容も、途中ファントムガノンや賢者達を交えた団体戦が挟まるものの、基本的にはガノンドロフとリンクの一騎打ちなのがアツい。魔王様がこういう対決をお望みなのはやはりラウルが差し向けたリンクという希望の光を自身の闇の力で圧倒して完膚なきまでに打ちのめしたいからなのだろう。
実際、正攻法で戦おうとすると強い。というよりこれまでの敵に比べて圧倒的にスキが少ない。特に第二形態の後半戦、ジャスト回避からのラッシュを決めようとして、ジャスト回避からの攻撃でカウンターされた時は思わず声が出てしまった。うわー!リンクを手玉に取っておる!!!こちらの攻撃を通すためにはこのカウンター攻撃をジャスト回避せねばならず、ジャスト回避の応酬合戦を成立させなければいけない。わたしのようなアクションへたくそ勢にとってはこれが鬼のようにむずかしいのだが、その分決まるとかなり気持ち良い。何度も討伐に向かってしまう理由の一つはここにもある。
日参の甲斐があり、ジャスト回避の応酬になっても打ち勝てる場面も出てきた。当初はガンガン削られていたハートも、あまり心配することなく勝てるようになってきたので、そろそろ潮時かもしれない。味がしなくなるまでやり続けるよりはおもしろいと感じているうちに辞める方がいい。次はなにをしようかな。ゲームは山のように積んでおり、はやく他のゲームに移るべきなのだが、まだハイラルにいたい気持ちが強い。リンクとゼルダとガノンドロフの3人についてもっと知りたい。
注1:正直なところハイラル王国建国がどれくらいの昔の話なのかがわからない。作中で言及されてたっけ?前作で昔話として出てきた太古の厄災ガノン復活が約一万年前で、その時点でハイラル王家は存在していたので、それより前というのは確定なんだけれども。あと封印戦争のムービーでガノンドロフが「我にとって万年は一瞬」みたいなことを言っていたので、万年単位の話なんだろうなと推察してる。