娘に何らかの病気があるかも、ということで前の病院に入院している頃から事あるごとに「可哀想。早くよくなるといいね」と母に言われてきました。
そのたびに「娘は可哀想じゃない」という思いと「私が可哀想な子に産んだの?」という思いでずっともやもやしてました。
そして病名が分かった時、母に言いました。
娘を可哀想と言わないで。
娘は一生懸命生きているし、生きていくためにこれから苦しくしんどい治療も乗り切らないといけない。
そんな中可哀想と言われるのは親として心苦しいし私も自分を責めてしまう。
だから心で思ってても言わないで、と。
母はそのことに「無意識に言ってるね。ごめん」と謝ってくれましたが、それでも出てしまうのかたまに言ってしまいます。
そのたびに父に怒られてる(笑)
昨日夫から聞いた話では、夫と息子が私の実家にご飯を食べに行った際も言ってしまったようで、かなりきつく父に怒られたそうです。
夫の手前もあり尚更きつく言ったんだろうな。
私個人の考え方として「可哀想」って上から言ってる言葉だと思ってる。
その立場にいないから言える言葉だと。
当事者?になるとね、そんな言葉出てこないのよ。
とにかくどうにかしてあげたい、叶うなら代わってやりたいって気持ちしか出てこない。
可哀想とは微塵も思わない。だって娘は生きようとしてる。
その思いにどうにか応えたい。
それしかない。
娘は可哀想じゃないよ。