02.05
雪が降るらしい、というだけあってとても寒い朝だった。レギュラーコーヒーは切らしていて、甘いストロベリーラテのスティックをお湯に溶かした。とりあえず支度をして外へ。雪はまだなのに電車が遅れていた。今日は校閲ソフトを調教しながら本数を積んだ。とにかく赤黒ナシはある意味不安だ。取りこぼしているような気がして。ないほうがいいに決まっているのに。お昼から霙が降ってきた。どんどん周りの部署の人たちは帰っていくけれど、うちは仕事の性質上帰れない。とにかく本数積んで積みまくって、そしたらいつもより多い本数になっていた。地獄の長尺モノにも手をつけたかったけれど、上司が面倒でやめた。家に帰る頃には降り積もり始めていた。仕方なく買い渋っていた長靴を買って、帰ってきたら奥の部屋の人が雪かきをしてくれていて、ちょうど部屋に戻るところだった。わたしもご飯を食べて、階段の雪を払いにいく。百均のちりとりの柄が折れてしまったところで、階下の人が帰ってくるなり手伝ってくれた。持ち手付きのちいさな風呂桶とハンガーでシャカシャカと雪を集めていて賢かった。お湯をかけたら凍っちゃうかなぁ〜とかなんとかいいながら、結局階段上まで手伝ってくれた。素敵な人もいるもんだ。寝支度をしながら塩がないことに気づく。無くてもあんまり困らないから、雪が止んだら買いに行くことに。スキンケアはほどほどにして、今夜もパピエダルメニイを炊いて眠る。
02.06
毎朝毎朝、ほんとに寒いな〜ばかり思っている。雪は雨に変わっていたけど、ずいぶん積もった。ひととおり早めに準備をして出ると、雪かきをしたおかげか、朝また誰かがやってくれたか、とても歩きやすくなっていた。隣人たちはひっそりと個別に暮らしてはいるが、優しい。お隣のうるさいのは最近、玄関前のピザも牛丼も見なくなった。逆に心配だ。長靴は水たまりや雪を避ける必要がなくて、ベチャベチャの灰色のとこを踏んでもへいちゃらですばらしい。変に防水ショートブーツみたいなのにしなくてよかった。膝下まできっちり長い、黒い長靴。今日は危ないのでデニムをはいている。普段はオフィスにははいていかないけれど、今日は雪なので。お昼前に急な怒りを間接的にぶつけられて、ごめんってなった。仕事ができないことは怖い。仕方ないのでいったんお昼に出た。あの怒りはカフェ時代にわたしが持っていたものなので反省した。こういうとき、自宅で静かに仕事をして、散歩とかうとうととかできたらいいのにって思う。どうにも終わらない量で、渋る上司と面倒な話をして、持ち帰って仕事を進めたけど終わらなかった。今日はあんまりいい日じゃなかった。料理する気にもなれなくて、うどんを茹でてパスタソースをかけて食べた。なんとなく観ている亜人があんまり好きじゃないなと気づく。結構うじうじして嫌な気持ちのままお風呂に入って、翌日の戦略を立てた。賢くなりたい。白檀を炊いて寝る。