引き続き繁忙。多分退職までこの調子だと思われる。どさくさにまぎれて夜逃げしたような去り際になりそう。有休消化、早く仕込まねば。疲れが溜まって色々な認知能力が低下してて、百田尚樹が錦鯉雅紀さんに見えてしまった。
人手不足がすぎるので採用活動まで手伝っている。面接してくれた人が入社したら退職済でいなかった、ってグレー企業あるあるじゃないか。
面接を受ける側から面接する側に回ってみると色々新たに知る事があって面白い。「きちんと応募書類が書けて、面接の時間を守れて、聞いたことに答えられる人間は意外と少ない(だからそれができれば通る面接も多い)」という話、半信半疑だったが、ほんとにそう!オンライン面接に遅刻し、一言もその事に触れず、茶飲み友達か?という口調で雑談を始められる面接…冒頭の「自己紹介お願いします」で応募者が黙ってしまって5分が経過する面接…いろいろある。そして聞いた事にきっちり答えられる人はやはり概して高学歴だ。長年の訓練の結果なのか、生来の能力なのかは、わからないが。
面接する側は、他者を選別するという力を手に入れて、無意識に傲慢になる。一次を通すか、落とすか、うにゃうにゃ議論している時、自分の言いたい事を要約したら、「自分にもできないことを兼ね備えたカンペキニンゲンを採用したい」と言っている事になり、めちゃめちゃ恥ずかしくなったのでそこは早々に認識を改めた。
明らかに見た目で損している人もいた。髪を切れば、そしてもう少し痩せたら、なんぼでも仕事はありそうな履歴書と受け答えなのに、こんな所まで来てしまって…。今の職業市場はもう「コミュ力」ではなく、もっと総合的な「印象」が評価されているなぁと思う。なんて難易度の高い難儀な時代なんだろう。犬にでも食わせとけそんなもん。
夫より遅く帰る日が続き、今週は夫が3回も夕飯を作ってくれた。鍋、水餃子スープ、きのこパスタ。不平不満一つ言わず。ありがたい。ほぼ全行程の指示は必要だが、それでも23時に帰ってきてコンビニのものをチンして食べるのはつらい。うどんの入ったぐつぐつ煮える寄せ鍋は救世主のようだった。