訳あって中学卒業するまで父方の祖父母に育てられてました。
アホな私は中学1年生くらいまで父はたまにやって来てお小遣いくれるオジサンと認識してました。
産んでくれたのは祖父だと思ってました。。。
ある日「はっ、お父さんって、父なんだ……?」と気づいて「私アホやん……」っとなった記憶。
それが高校から父・母・弟と一緒に暮らす事になったのです。
通学が受かってた高校よりも遠くなる場所に引っ越しです。
色々何故……と思ったのですが、大人が決めた事なのでよく分からんけど素直に従っとこって。あんまり何も考えてなかった。
引っ越しの日、父が荷物を積んだ車に乗り込み「行くぞー」って声をかけてくれた時、祖母がこっそり話しかけて来ました。
「聖書を買いませんか、などと勧誘が来ても断るんだよ」と。
それまで教材を売りつけに来てた訪問販売が多かったので、その流れかなーと思い「わかった! 大丈夫!」と元気に答えました。
さて、車に乗り込み40分くらい走ったところに父母の家がありました。
が家に着くなり父に「スカートは持ってないの?」と聞かれましした。
私はジーンズラブ。スカート? あんなスースーするもの履けるか。と拗らせていたので能天気に「持ってないよー」と言うと「じゃあ中学の制服に着替えて」との指示。(高校の制服がまだ届いてなかったからね)
頭の中は「?????」でいっぱいだったのですが、ここでも素直に着替えて、車に乗り込む。
父・母・弟・私の四人。
どこに行くのかなぁ、と思ったら、エホバの教会でした……。
びっくりしすぎて何も反応できなかったです。
その日は (その宗教にとって) イエスキリストの誕生日だったと思うんですけど、ワイン (葡萄ジュース?) を回しのみし、小麦粉だけで出来たパンを回し喰いし、讃美歌を歌い……
(讃美歌なんて初めて聴いたから全然わかんなくて声を出さずに口ぱくぱくさせてました)
おばーちゃん!!! 聖書!! 手遅れ! 無理!!
となった話でした。
私、この家族とこの先うまくやっていけるのかなぁ……って思いました。。。
ら〜メン!!