来年度の異動先の上司と顔合わせをした際に、今の上司や部長が自分を高く評価していることを耳にした。そんな素振りは一切なかったので驚いた。言葉に出さなくても評価してくれる人はいるのだなあ...としみじみ思った。
ビジョンの実現や目標の達成のためにやるべきことをしっかりやっていると、自然と道が繋がっていくことがある。それは、世の中には「自分を引き上げてくれる人」がいて、やるべきことをやっていると、その人にエンカウントする確率が上がっていくから... と考えるようになった。
重要なのは、コツコツ頑張っていれば必ず評価してくれる人が出てくる、という話ではないということ。人に恵まれない環境でいくら頑張ったところで無駄でしかない。そういう時は、努力の過程や成果をできる限りパブリックな場所で公開すると、感度の高い人=「自分を引き上げてくれる人」が見つけてくれるかもしれない。
とはいえ、これらはきあいだめやクリティカッターのような確率を上げるものでしかなく、信頼するには少々物足りないのも事実で、結局のところ、「やるべきことは自分のためだけにやるべきで、評価を得るためと考えてはいけない。でも、自分のやったことが誰かに刺さったらラッキーだね」というところに落ち着くのだろうなと思った。