焦りをどう昇華するか

fujisato
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純粋に技術が好きな人と長く一緒にいると、何となく気が合わないというか、自分はそうではないんだなあと感じる。

自分にとっては技術とは武器で、現在のシーンで課題解決に役立たない技術は、あまり魅力を感じない。技術が好きな人は、そうじゃないような気がする。長い目で見ればいつか役に立つ日が来るかもしれないが、ほとんどの場合、現実は、その時が来るまで待ってはくれない。

やはり、根源には焦りがある。全てを自分でコントロールできるようになりたいだとか、もうすぐ30歳になってしまうだとか。とにかく、今置かれている状況を打開するための力が必要だと思っている。そういう焦りがない人が、純粋でいられるのだろう。

ただ、焦りを感じること自体は悪いことではないと思っている。数年先の未来を考えて危機感を持つ、それ自体は間違っていない。焦りに流されさえしなければ、プラスに作用するはずだ。現に、それを現在進行形で実感している。

焦りからくるエネルギーをどう昇華していくか。焦りが限度に達して冷静に考えられなくなったときは、ここに立ち戻った方がいいなと感じた。

@fujisato
とあるエンジニアの、人に見せるほどでもない独り言をつらつらと書いています