曇り予報だった週末。となり町へ1泊2日の小旅行に出かけた。
泊まったのは、針葉樹の林の中に建つ小さなコテージ。息子が夜泣きをしても周りを気にしなくて良いからと、今回はホテルではなくコテージを選んだのだけど、それが本当に良かった。
大きなダイニングテーブル。広々と使いやすいキッチン。ややコンパクトな広さのリビング。居心地の良いイスが置いてあるウッドデッキ。窓から見える木々。三角屋根のかたちに傾斜のついた寝室の天井。
「いいなあ」と思うポイントがたくさんあって、「いつかこんな家に住みたい」と夢が一気に膨らんだ。これまではいろいろな場所で暮らしたいから自分の家はいらないかな、なんて思っていたのに、家を持つ暮らしも中々楽しそうだ。
森の近くに建つ小さな三角屋根のお家。庭も付いていて、天気の良い日はそこで本を読んだり仕事をしたり。キッチンでは、気が向いたときにのんびり手の込んだ料理を作る。そんな風に暮らしてみたい。
私好みのコテージに出合ったことで、理想の暮らしへの解像度がグッと高まった。
一方で、想像を膨らませつつその暮らしをどうやったらおくれるか、道筋も考えていかないと、だ。